転職する際って、求人はたくさんあるけどどうやって自分にある仕事・職場を決めていけばいいか迷うことってないですか?実は、そんな時、ポジショニングマップというツールを使うことによって、クリアにすることができます!

ポジショニングマップとは?
転職においても、結婚においても、旅行においても、
何かを意思決定する際には「軸」があるかと思います。
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しかし、
その軸は人によって様々です。
転職であれば、
「休日がしっかりと取れるところ」を最も大事に考える人もいるでしょうし、
「仕事を通してのキャリアアップ」と考える人もいます。また
「アクセスが一番便利がいい」と考える人もいますし、
「年収が大事」だと言う人もいれば、
「人間関係が大事だ!」という人もいて、ホントに十人十色です。
看護師さんの場合だと、よくある悩みとしては、
【病院のレベル】【給与】【年間休日】【人間関係】【残業の有無】【スキルアップ】
だいたいこんなところがよく出てくるキーワードになり、それが軸になります。
さて、
ポジショニングマップの作成は超簡単!
白紙の用紙を用意して縦軸と横軸を引き、十時線を描いてください。
そこに自分の大事な軸を書き込むだけです。
例えば、横軸を
【病院のレベル】とすると、右端に3次救急と書き、反対の左端に慢性期と書きます。十次線の交点と、右端の三次救急の間に、一次救急、二次救急も書き足します。
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そして、縦軸に
【給与】を書き、最上部に高いと書き、最下部に低いと書きます。
これでポジショニングマップは完成です!!
学生の就活団体で大盛り上がり!
まずは、4つに別れたマスのどの部分が自分にとってのストライクゾーンかだいたい決まってますよね?
次に、自分が通勤できる範囲で、検討候補に挙がるような病院等をホームページを見たり、求人サイトなどを確認しながら、マッピングしていってください。※ポストイットでやるのがオススメです!
この時に、大事なのが、自分以外の人にも確認してもらうこと。
以前、看護学生に就活イベントでポジションマッピングを活用して、【教育体制】と【給与】を軸にマップを作り、看護学生さんが各々気になっている病院や、面接を受けようと考える病院、実習で行った病院なんかをマッピングしていったら、めちゃくちゃ盛り上がりました!
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『いや、この病院はもうちょい下でしょ!!』
『いやいや、こっちの病院で、実はもっと左じゃない!?』
『えー!その病院て、実はその辺だったの!?』
などなど。(笑)
一通り、
マッピングされた病院に対して全員が微調整をしていき、完成したシートをみて、自分がどこのゾーンに入っている病院がいいかなとか、他の人がどんな風に病院のことを捉えているのか、どんな軸を大事にしているか等が、非常に楽しく前向きな気持ちを持りながら、参考にできる機会となっておりました。
転職の際ももちろん有効!
さて、このポジションマップ。
新卒の学生さんだけじゃなく、もちろん
中途採用の転職者にも有効活用できるツールです。
20代後半から、30代・40代になってくると、仕事の経験を積んできたことで考え方も変わってきてるでしょうし、家族ができたことで優先順位も変わってきてるかもしれません。学びたいことや、課題に感じている分野など、学生さんにはない観点があることでしょう。
そんな時、
ご自身が大事にしている軸を改めて考えてみてください。(
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そこから、ポジションマップを作成し、仲の良い友人や、業界に詳しい知人に手伝ってもらいながら、作成していくと、受けてみたい病院(会社)や、やってみたい診療科目(業界)に気付くことができるかもしれません。(もちろん、看護師以外でも一般企業での転職でも使えます!)
割と、経営の世界では、業界分析や、他社分析を行うツールとしては、ポジションマップは有名ですが、転職する際にはあまり使われていないので、求職者様にとって、より良いキャリア支援になるように、SHERPAではポジションマップを適宜活用しております。
大阪・兵庫・京都で20代看護師の就職・転職・アルバイトならSHERPAにお任せください。
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
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