2019年4月に転職をサポートさせていただい看護師様から、毎月住宅手当が付いてないんですけど?と入職して半年してからご相談いただくという珍事件が発生しました。さて、この人はどうなったのでしょうか?

なぜ、6ヶ月も気付かなかったのか。
これはご本人も自分が悪い、、と仰っていましたが、
給与明細を開封してちゃんと確認していなかったようです。
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夜勤に入る回数もそんなに多くはないし、期待以上の金額が振り込まれているわけでもなく、現実を見るのが嫌で全然開ける気にならなかったとのこと。(気持ちはわからなくもないですが。。)
そこで、ふと溜まっていた給与明細を開けてみて何気なく確認をしてみると、あれ?住宅手当がついてない?
確か転職するときには、キャリアアドバイザーの人も住宅手当の対象条件についてや、金額などについてもしっかりと説明してくれたし、病院の総務課にも本人名義に賃貸物件の契約書も提示したはず。
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なのに、なぜ?
と急激な不安に襲われ、深夜にメールをいただいたのが、今回のお話。
経理担当者がミスをしていた。
ご本人のお話をまずは確認し、経緯をしっかりと確認。
SHERPAでは、ご本人に転職のご相談をいただいた時から、ご本人のお悩みや、ご希望、お悩み、ご経歴や資格に始まり、働き方の提案をした内容、共有した求人の情報、面接であったり、見学であったり、入職してから、退職するまで、連絡を取っている手段や日時・内容をしっかりとデータサービスを利用して記録しております。
これは求職者様とだけではなく、法人様とのやりとりもすべて記録しているので、
何かトラブルが発生した時にすぐに事実確認と対応をできるようにするためです。(もちろんトラブルが起こらないよう事前に対策やカバーをするためでもありますが)
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そこで、今回は事実確認を行い、病院の担当者様に連絡し、経緯や詳細を伝え、病院内で事実確認を行なっていただくことになりました。(ここで弊社が事実を曖昧にしか覚えてなかったりすると、それこそ求職者様にも、法人様にもご迷惑をおかけする形になりますので、もし裁判になっても大丈夫!というぐらい記録しております。カルテみたいなもんですね。)
さて、それでお金はどうなったか??
給与明細はしっかりと確認しましょう。
すぐに病院の担当者様から連絡があり、経理のミスで住宅手当が振込できていなかったと確認が取れ、謝罪していただく形となりました。
次月からはしっかりと住宅手当を振り込んでいただくということと、これまで振り込めてなかった住宅手当の合計額についてはまとめて振込対応していただくということで、一件落着。
いやー。マジで一安心しました(笑)
そして、ご本人も得をしたわけではありませんが、そんな気分に(笑)
忘年会しましょう、ということで豪華なランチまでご招待いただく流れに。(笑)
今回は住宅手当の額は2万円でしたが、給与明細などもしっかりとチェックせず、もっと金額が小さかったりしたら、違和感も特に感じることなく、ずっと気付かなかったかもしれません。
ちょっと、億劫な気分になるのはわかりますが、給与明細もしっかりとチェックしましょう!
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
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