2020年も、もうアッと言う間に終わり。今年もいろんな看護師様の転職相談を受けてきましたが、最後はハッピーな話で締めくくりましょう!仕事もプライベートも充実するような転職になって、ほんと良かったです。

最初の相談が・・・
大阪市内にある、誰もが知っている某総合病院。
そこを1年ちょっとで退職して現在は離職中というものでした。
業務は多忙を極め、慢性的な残業が毎日あり、自宅に帰ってくるのは、21時をすぎることはザラ。
現場の振り返り、院外研修の課題なども勤務時間外にやる余裕もなく、どんどん疲弊して、肉体的にも精神的にもキャパオーバー。
そもそも、看護師が向いていないんではないか?と思いながらも、看護師として再チャレンジできる職場を求めての転職でした。
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もともと、在籍されていた病院が急性期の総合病院であったこと、同年代の同期もたくさんいたことや、アクセス、待遇面なども良かったため、経験1年ちょっとのご経歴(即戦力以外の看護師の転職は毎年厳しい環境になってきております)で
ご本人の希望と、採用ニーズの均衡点が難しいな、、、というのが第一印象でした。
(関連記事/『いい求人があれば転職したい』と言う人ほど、転職できないカラクリについて。)
実際に、何が難しかったか。
どの求職者様でもほとんど同じですが、
基本的には転職する際のポイントとしては、以前の職場よりも働き方であったり、待遇であったりを、どちらもより良くしたい!というものです。
極端な話、給料はめっちゃ高いけど、シフトがすごい変な時間帯とか、人間関係が悪い!というところでは働きたいという人はあまりいないでしょうし、逆も然り。シフトがめっちゃいい感じで、人間関係も最高だけど、給料がかなり安い!となれば、これも働きたい人は少なくなるでしょう。
要するに、
以前と働き方やら人間関係は変わらないけど、収入が上がる!とか、収入はそんなに変わらないが、働き方が変わることによって家庭やプライベートの両立が図れるようになったり、人間関係が良くなって、勤務時間中のストレスがなくなった、、となるのであれば、転職を決められる傾向になります。
ただ、
新卒として就職する時は、学生の方が就職先もけっこう選べる傾向にある売り手市場ですが、就職して1年ぐらいしか経験のない既卒であれば、採用側と立場が逆転してしまうことがあります。
まだまだ石の上にも3年という考え方が、採用の現場にはありますので、就職して1年ちょっとで退職となると、プラスよりもマイナスのイメージが先攻してしまいます。そして、経験もそんなに豊富ではなく、新卒とほとんど変わらないため、それなら、マイナスイメージがない新卒の方を採用していこうか、とリスクヘッジをしていきたいと考えるのがホンネです。
なので、ご本人が求めるレベル感と、採用ニーズのレベル感と、しっかりとすり合わせを行いながら、まずはマーケット感を共有。
そして、
ご本人が転職したら、「できるだけ不安を解消して、看護師としての経験を積めて、楽しく無理なく仕事を続けることができる病院」というイメージを共有し、そこから提案し、ご本人の気持ちを最優先に、選考に進んでもらいました。(関連記事/転職サイトを使うときに、面談する派?しない派?)
転職してガラッと変わった環境。
さて、無事に内定をいただくことができた病院で勤務がスタートして数日後。
ご本人からメールが来ました。
(関連記事/平成最後となる2019年4月に就職・転職された求職者様からの、嬉しいメッセージをご紹介!)
ご本人から来たメールをコピペして載せちゃいます。(病院名はあえて伏せますが)
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毎日覚えることは多いですが、楽しく働けています!
今までの苦しみは何だったんだ?って位楽しいです。
分からないことも聞きやすいですし、部長さんや事務の方も声をかけてくれるので安心します。
定時(遅くとも17:30)で帰れてるので、しんどさも格段に違います。
まだ1週間ですが、〇〇病院で働けて良かったと思っています。
ありがとうございます。
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現在も、勤務されており、順調に看護師として成長していってるのを聞くと、こちらも嬉しい気持ちになりますし、サポートさせていただいてよかったと心から思います。
転職して、条件面が良くなることも大事ですが、働いている時間が苦痛じゃなくなったり、できれば楽しく仕事ができるような職場であれば、もっと毎日が楽しくなると思いますからね。
(関連記事/やりたいことがわからない、という看護師様へ。)
そういった転職をサポートできるよう、2020年も頑張ります!
なんてったって、オリンピックイヤー&閏年ですからね。
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≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
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