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お仕事 - UPDATE 2021/08/17

クリニックへ転職して失敗した?よくある3つのパターン。

病院勤務の方から、転職相談を受ける際、クリニックを希望される方は割と多いのですが、ほとんどの方が、病院と比べてラクと思っておられることが多いです。ラクかどうかはさておき、病院とは違うところが多いので、今回はそんなお話を。


え?採血できないの?


コレ、言われることが本当にビックリするぐらいあるあるです。

 

特に、大学病院で勤務していた看護師様がクリニックへ転職されるケースに多いです。

 

実際に、私自身も看護師様のキャリア支援をさせていただいた初期の頃、早い段階でこのケースを経験しています。

 

大学病院で5年ほど病棟の勤務経験もある30代半ばの看護師様が、クリニックへの転職を希望されたため、内科小児科のクリニックへご紹介させていただきました際、起こりました。

 

勤務して1週間も経たないうちに、クリニックから連絡がありました。

 

『〇〇さん、人柄はいいんだけど、採血も全然できないし、全く看護師として戦力にならない。

 

小さいお子様の場合なんかは、難しいし先生がやるからいいんだけど。

 

ゆっくり教えていくね、、というレベルでもなく、本人にも危機感ないのよね。。。

 

忙しい朝の時間帯だけで来てもらってこれでは、、、正直、困っています。。。』と。

 

大学病院で勤務している看護師さんだから、経験も豊富なはず。採血など基本業務なんかは、もちろんできるだろう。

 

そう思って細かいスキルについては確認していなかったのですが、大学病院の場合は、研修医も多いため看護師さんが採血業務をする機会がほとんどなかった、、とのことだったのです。都市伝説のような話ですが、ほんとにあったんですね。私自身も、双方に申し訳ないことをしたと、、何年も前のことですが、今でも覚えています。

 

その後、双方がしっかりと話し合って試用期間の間で、退職という形になりました。(関連記事/退職届を受理してもらえなかったら、どうすればいいの?


中抜けと、6日勤。


病院勤務ですと、大抵の場合は夜勤も週に1回のペースで回ってきていると思います。

 

夜勤をしたら、明けがあって、休みがあって、日勤が2-3日続いて休みがあって、また夜勤。

 

病院によっては色んなパターンがあるかと思いますが、だいたい上記のようなシフトになっているところが多いのではないでしょうか。(人手不足だったりすると、大変なシフトにもなるかと思いますが・・・)

 

でも、クリニックとなると、ほとんどが同じシフトです。(美容と透析は除く)(関連記事/日勤のみで年収500万円。金額よりも、人間関係が良過ぎて仕事が楽しくなっちゃった、美容クリニックへ転職した看護師さんのお話。

 

月曜から土曜まで6日勤。木曜と土曜の午後は休みで、日・祝は完全に休み。

 

午前診が9-13時ぐらいで、午後診が17-19時。

 

間には中抜けといって空白の時間があるのですが、クリニックによっては、訪問診療をしていたり、予防接種をしていたり、OPEをしていたり、完全に休憩だったり、区々です。

 

とまぁこんな感じなのですが、正社員で勤務となった場合に、一番ネックになるのはやはり6日勤ということでしょうか。

 

それと、19時頃までは外来の最終受付をやっているところが多いので、混んでいるクリニックだと最後の患者様が帰った時点で勤務終了。19時で受付はクローズするとなっても、最後の患者さんが帰る時間となると、なんだかんだで20時ぐらいになることはザラです。

 

そこから帰宅するとなると、プラス通勤時間ってことなりますから、買い物でもして帰ったら21時前後のイメージでしょうか。(もちろん、クリニックによって前後あるかと思いますが・・・)

 

仕事とプライベートのイメージできますか??(関連記事/病棟勤務から、クリニックへ転職した看護師が感じるメリット・デメリット。


特殊な人間関係。


病院勤務していたとしても、一般企業で勤務していたとしても、どこの組織にも変な人や嫌な人がいるのは、仕方がないことかなとは思いますが、それはクリニックとて同じ。

 

でも、クリニックの場合は、物理的にも空間がとても狭いため、嫌な人がいた場合のシンドさが病院よりもキツイと思います。

 

特に、経営者でもあり、直接の雇用主でもある医師と合わないと、厳しいです(笑)

 

医師と看護師としての連携も大事になってきますが、経営者と従業員としての関係性も大事になってきます。(関連記事/採用の現場で議論。「人材」と「人員」の違いについて。

 

病院で勤務している場合は、医師の思い通りの仕事を看護師ができなかったとしても、給与は病院が支払うのであって、医師が自分自身の腹を痛めることはありませんが、自分が経営するクリニックとなれば話は別問題。

 

けっこう、この辺はシビアですよ。当たり前の話ではあるのですが。(関連記事/なぜ、看護師が求人サイトを閲覧していても、希望通りのクリニック案件がこれだけ少ないか?

 

もちろん、腕も確かで、性格も良く、人徳もあって、経営もうまい医師はたくさんいると思いますが、ココだけの話、逆のパターンもいると思います。

 

腕がイマイチ、性格も悪い、人徳がないのに、経営までしちゃう医師となると、キツイですよね。

 

もちろん、医師だけではなく、クリニックで働く他の職種の方とも、うまくやっていけるかどうかは大事になってきますので、ポイントですね。病院なら気の合う人もいれば、そうでない人もいたり、すれ違うだけで喋ったこともないような人もたくさんいると思いますが、クリニックではそうはいきませんから。。

 

『人間関係いいですか?』と入る前から心配するような人よりは、『郷に入れば郷に従えという言葉もありますし、うまいことやってみます!』ぐらいの気持ちの方が、きっとうまくいくのでは?とは感じます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

もし、クリニックのことでご不明点などあればお気軽にご連絡くださいね。

 

 

≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。

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