ずっと大学病院の小児科でやってきて保育園へ転職したという今回の看護師様。面談すると、びっくりするぐらいしっかりした看護師様で。。なぜ、保育園から、別のこども園へ転職することになったのか。事例を共有致します。

小児科で始まったキャリア。
もともとは、国公立大学出身で、医者か看護師かを迷っていたほど勉強のできる方だったそう。
最終的に、『看護師になろう!』と決めて、将来的には保育園などで勤務したいと思い、大学病院の小児科で3年を経験。
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それから大阪市内の保育園へ転職をして、3年が経過する頃、このまま今の職場で仕事を続けていくかどうか迷っている時に、職場の上司である主任の保育士様に相談したところ、SHERPAをご紹介いただいたというのが知り合ったキッカケになります。
保育園から転職。
大学病院から最初に転職したのは大阪市内の90名規模の保育園。
病院とは全然違って、走り回る子どもばかりなので、病院とは違った意味でドタバタしており、ワイワイガヤガヤもしております。
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誰が怪我をした。誰が熱を出した。誰が吐いた。誰がお友達を噛んだ。調子悪そうだけど、すぐに回復する子。今は大丈夫だけど目が二重になったから、夕方には調子を崩す。
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そんな風に、90名の園児さんの日々の体調を目で確かめ、耳で確かめ、個人差の把握をしながら先回りして保育士様にも適切な指示や情報共有を行なっていたそうです。
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ただ、
退職をしようと思った経緯としては、新しく入ってきた保育士様がこどもたちに対して、理不尽に厳しいらしく、それまではみんなのびのび育っていたのですが、その先生の機嫌一つで保育方針が変わるため、こどもが大人の顔色を伺うように。。。
その先生が怖いから保育園に行きたくない、、と泣きながら親に話をする園児がいたり、そういった報告が親御さんから別の先生にあったにもかかわらず、園長先生がきちっと対応しなかったことに対して、どんどん不信感が募っていったそう。
可愛がっていた子どもたちが、理由もわからないことで怒られ、萎縮してしまう。こういったことが日常的に起こり非常に辛かったとのこと。
そういったことも看護師様から主任の先生へ相談し、主任の先生から園長先生には相談をしていたそうですが、実際には見て見ぬふりだったようで状況は一向に変わらず。
最終的には園長先生とのコミュニケーションが取りにくくなり、保育園で働く看護師として今後も役割を果たしていくことが、今の園では難しいとなり転職を決意。
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余裕を持った転職スケジュールが大事。
2021年の4月に転職相談をいただいておりましたが、ほぼ6ヶ月サポートさせていただきました。
10月頃には、2022年度4月採用ということで、90名規模の認定こども園から内定をいただき受諾する運びとなりました。
保育士様からのご紹介だったので、なぜ退職を検討しているのかというお話から、実際に求人のご提案、園見学、面接対策、面接同行、懇親会などを含めると、4-5回は面談したでしょうか。(関連記事/転職で「失敗した」と思ったことはありますか?)
コロナ渦とはいえ、やっぱりお会いしてお話を重ねていくと、お人柄のこと、看護観、保育観、プライベートのことなども聞けるので、どういった職場ならカラーが合いそうかもわかりますしね。
じっくりと時間をかけて転職サポートができてよかったです。
今では、有休消化も使いながら、次の園でのイベントに参加したり、事前の研修などもして、本当にいい助走期間になっているかと思います。またいきなり退職するというお話を今の職場の園長先生にしたわけではなく、来年度の意向調査の際に退職のことをお伝えし、受諾いただいたとのことで余裕をもって伝えることも大事ですね。
22年4月からの新天地でのご活躍を心より応援しております。
また、弊社officeに遊びに来てくださいね。余裕をもって終電までに帰れるようにはしてもらいますが(笑)
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。
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