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お金 - UPDATE 2022/06/14

ちょっと怖い!?直接応募で就職お祝い金ウン十万円支給の求人。

気になる求人の募集要項を見ていたら、「紹介会社を経由しない直接応募なら就職お祝い金をウン十万円支給します」という表記を見たことありませんか?実際、求職者の多くがこの表記を見た時にどんな心理になるか、なぜこんなお祝い金が出るのか、どんな条件がつくのか。今回はそんなお話です。


怖い。怪しい。と思う人が多い。


さて、紹介会社を経由せず、直接応募ならお祝い金をウン十万円という表記。

 

これを見て、『すげー!これはお得。直接応募するしかない!』って思って、実際に行動する人もいるかと思いますが、ほとんどの方が『ん?何このお金?金額が大きいし、なんか受け取ったら面倒臭いことになりそう・・・』と、このように思うそうです。笑

 

実際に、面談をした看護師様や他求職者様と、「直接応募なら就職お祝い金って書いてあるんですが・・・」というトークになることもあるのですが、率直に怖い、心配という印象を持っている方が多いです。

 

そりゃ、そうですよね。

 

自分自身も転職をしようと思って、求人をネットで見ていて、気になる求人を見つけた時に、そんな表記があれば怪しいな、、と思うはず。絶対に裏に何かあるはずだと。(関連記事/厚生労働省もオススメしていない、就職お祝い金について。

 

1万円とか2万円のレベルならまだしも、10万円とか20万円とかの世界になったら、ちょっと金額おかしくないか?と思うはず。それだけのお金を支払ってまで採用したいってことは余程の人手不足なのか?ものすごいブラックな環境なのか?

 

いろんな、想像が頭の中を瞬時に巡るはずです。


なぜ、お祝い金を支払うか。


1つの大きな理由として、紹介会社が関係しています。

 

紹介会社だったり、転職サイトを経由して採用となると、紹介手数料というものが発生します。この手数料の金額については、各々の契約内容によって変わるのですが、医療福祉業界ですと、想定年収の10-25%で契約していることが一般的です。(関連記事/転職サイトに登録すると、電話がしつこいってホント?

 

要は、紹介会社や転職サイトを経由して人材を採用すると、想定年収の10-25%ぐらい(年収400万円の人の10%だったら40万円になりますね)の手数料が発生するので、『そんな手数料払うぐらいなら、直接求職者に払うから、直接来てくれよ!その方が安く済むし、お互いメリットでしょ?』というのが、直接応募してくれたらお祝い金を支払います、の大きな理由・背景なんです。

 

こう思う気持ち、めちゃくちゃわかります。

 

わけのわからん紹介会社や転職サイトが、勝手に自分のところの求人を取り扱ってサイトに掲載し、それを見て求職者が紹介会社に応募する。本来なら自社サイトを見てくれて、そのまま応募してくれたら話が早いのに、わざわざ間に入って横取りしやがって、、と。(ちなみに、SHERPAは求人サイトの運営は一切行っておらず、広告費も本年度も1円も使っておりません)

 

 

ラフに心情書けば、こうだと思います。

 

実際、当該求人先企業には無断で求人を掲載したり、完全におとり広告で求職者を集め、全然違う求人へ斡旋するといった手法で儲けまくっている会社も残念ながらゴマンと存在します。まあ、早く法律で禁止してほしいですね。(関連記事/看護師の転職サイトにおける、おとり広告、ダミー求人に一言、二言。

 

だからこそ、『そんな会社にわざわざ登録しないで!なんで直接来てくれないの?直接来てくれたら、その分お金で還元できるのに』と思うのも無理はありません。

 

とはいえ、ですよ。

 

求人者(法人の方)がこんな多額のお祝い金を出しているのは医療福祉業界ぐらいなんですよね。

 

実は、一般企業では、あんまり見ません。

 

というか、一般企業の場合は、紹介手数料の料率がもっと高くて、想定年収の30-40%でも平気で支払う企業が多いのです。これはビジネスモデルや商慣習の違いもありますが、売上に直結する優秀な人材を採ることができれば、会社がどんどん成長できますし、想定年収の30%なんてむしろ安いっていう感覚になるんです。

(医療福祉業界の場合は、国から診療報酬や各種助成金という形で売上を立て、国家資格者を雇用し配置基準を満たさないといけないというビジネスモデルの構造上、一般企業とPL/BSが変わることが大きな理由にもなりますが、詳細は長くなるので割愛します)

 

例えば、1人の営業マンが年間で3,000万円の利益を作ったとします。この人の年収は500万円ぐらいだとして、この人を採用するのに、想定年収の30%支払ったとしても、150万円前後なんです。たった1年でペイなんです。

 

だから、紹介会社を有効活用して、優秀な人を採用するには当然お金がかかる。お金をかけないといけない。採用活動は投資そのものだ。と考えます。広告も使うし、紹介会社も使うし、自社サイトのオウンドメディア化にも力を入れて、流行しているSNSを活用し、広報もどんどんします。

 

では、医療福祉業界はどうでしょう?人を採用するにはお金をかけないといけない。採用活動は投資そのものだ。自社サイトのオウンドメディア化に力を入れて、流行のSNSを使って広報し、採用したいターゲットにしっかり訴求しようとしているところって、少なくないですか?もちろんしっかり力を入れているところもあると思いますが・・・

 

怒られるかもしれませんが、個人的な感想を言わせていただくと、一般企業に比べて、採用の考えが何年分も遅れている。周回遅れっていうぐらい遅れている。いつまでたっても採用は受け身ですし、人事担当は勉強してないし、面接もグダグダ。直接応募ならウン十万円を支給します!って言う前に、そのお金でホームページをもっとオシャレにしたらどうですか?と言いたいぐらいです(笑)

 

実際、こういった話が通じそうな取引先様には、ハッキリとお伝えすることもあります。大丈夫です、ケンカになったことはありません(笑)(関連記事/求職者と法人と、どっちが大事?

 

紹介会社を使わず直接応募で来てくれたら理想やなーという気持ちも半分は本音で共感・理解しているのですが、大した努力もしてないくせに紹介会社をすべて悪者扱いにし、結局はお金で求職者を釣ろうとするなよ!とも半分は思っています。

 

なんとなくお祝い金を出している法人の背景や理由、状況みたいなものはイメージできましたかね??


お祝い金に紐づく条件。


さて、最後に大事なこともお伝えしておきましょう。

 

実際に、就職お祝い金をもらって入社された方からも話を聞くことがあります。

 

もちろん、その法人によってお祝い金の金額だったり、その他諸々の条件が違ってきます。

 

たとえば、いつもらえるの?とか。早いところだと、3ヶ月とかあるかもしれませんが、6ヶ月のところも多いと聞きます。

 

それと、返金の規定ね。これが募集要項にはものすごい小さい字で書かれているか、詳細が書かれていないのでわかりにくいことが多いですが、入社して6ヶ月後にウン十万円を支給したとしても、入社から一年以内に退職すると、全額返金しないといけないとか、長いところだと二年以内に退職したら全額返金しないといけない、とか縛りがあります。

 

とある看護師様が病院に就職した際、お祝い金が6ヶ月後に入ったらしいですが、諸事情あって1年10ヶ月で退社することに。この時、受け取っていた20万円はまるまる返したそうです。

 

『何があるかわからないから、結局お金に手をつけることができなかった。』

 

そう仰っていたのが、印象深かったです。欲しいと思っていたお金なのに、手をつけることができなかったって、なかなかに悲しいというか残念というか、本末転倒ですよね。

 

お祝い金出すのも、受け取るのも、個人や法人の自由なんで最終的にはお好きにどうぞ、って感じではあるのですが、自分の大事なキャリアの選択。人生のターニングポイントになるかもしれない選択を、できるだけお金に釣られず意思決定を行ってほしいなと感じます。(関連記事/信頼できるエージェントの見分け方。

 

 

 

≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。

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