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美容 - UPDATE 2022/08/22

美容クリニックって、売上ノルマがあるんですか?

美容クリニックを希望する看護師様からよく聞かれる質問です。今回、お話させていただくことはノルマがあるか、ないか、ということよりも大事なことです。面接でも必ず問われる部分ですからご興味あればご覧ください。


ノルマの有無はクリニックによって違う。


結論、ノルマがあるのかないのか、美容クリニックによって異なります。(そら、そーですよねって回答ですが、大事なことはこの後です)

 

ノルマの有無。これによって意思決定が変わるのであれば、ご自身で調べるか、転職エージェントに相談して求人ごとに確認をしてもらうのが良いと思います。(関連記事/【決定版】美容クリニックの面接の内容は、だいたいコレ。

 

ただし、ご自身で調べるにも、直接電話をしたり、メールをしたりするとして、どうやって確認します?

 

『応募を考えているんですが、ノルマはありますか?』って聞けますか?

 

転職エージェントには、もっとストレートに聞けるかもしれませんね。

 

『この美容クリニックは売上のノルマはありますか?』と。

 

でも、たいていの転職エージェントは美容クリニックの内部に深く入り込んでないので、売上ノルマがあるかどうか把握してないことも多く、テキトーな返事しか返ってこないかもしれません。

 

『確認しますねー!』と転職エージェントが言ったとしても、実際に確認してるかどうか不明ですし、直接確認するにしても、『現在、担当してる看護師さんが御社を検討してるのですが、売上ノルマってありますか?』と、ストレートに聞けると思いますか?

 

まあ、こんなにストレートに聞けるエージェントがいたら神経的には羨ましいですね(笑)

 

うまいエージェントなら、もっと遠回しに聞き出せるかもしれません。

 

さて、何が言いたいかと言いますと、『ノルマありますか?っ』て聞きにくいですよね。それはもっと本質的に聞くべきポイントがあるにも関わらず、そんな表面的なことしか質問できない浅はかさが先方にバレてしまうのが怖いから、、ということではないかと想像しております。


ノルマがなくても、損益分岐点がある。


さて、ノルマがあるかどうかは、美容クリニックによって異なると先に結論を書きました。

 

でも、どんな美容クリニックにも、損益分岐点があります。

 

看護学校では習わないと思いますが、商業高校や、大学の経営学部、商学部では習いますし、ビジネスにおいては一般的な概念です。

 

美容クリニックを運営していく中で、賃料だったり、人件費だったり、医療機器のリース代だったり、光熱費だったり、広告費だったり、労働者からすると想像もつかないほど、莫大な運営費がかかっているものです。

 

上記に挙げている費用項目は、売上にほぼ関係なく、コストとして毎月発生します。

 

つまり、そのコストの総額を売上が超えないと、利益にならないわけです。このコストの部分と、売上がちょうど並ぶ点。ここが損益分岐点です。要は、ここを超えていく分が利益になり、利益の中から、賞与などが支給されるという構造です。

 

クリニックが『売上ノルマがありますよ!』と言おうが、『ないですよ!』と言おうが、どんなクリニックにもすべからくこの損益分岐点は存在し、経営者にとってはある種ノルマみたいなものになっています。(関連記事/美容クリニックの面接で飛んできた究極の2択の質問と、それに対する看護師のお見事なアドリブについて。

 

さて、何が言いたいか。なんとなくイメージできますか?


ノルマがなくても、売上は大事ということ。


面接や面談で、『売上のノルマありますか?』と安直な質問をしてしまうと、

 

『え?売上の意識ないの?』

『またか。やる気ないの来たよ』

『たぶん、勉強とかしない人だろうな』

 

ほんの少しでも経営意識のある面接担当者ならこう思うはずですし、ほんの少しでも経営意識のある転職エージェントならこう思うはずです。(関連記事/美容クリニックの面接で看護師さんが言っちゃいがちな、NGワード3選。

 

あなたの転職をサポートする代理人の立場としては、ものすごく辛いというわけです。

 

『いやいや、ノルマが嫌って言ってるわけじゃなくて、聞いただけでしょ?』と思う方もいるかもしれませんが、そうであれば誤解をされないようなコミュニケーションの取り方をするはずなので、ストレートに『ノルマありますか?』という質問にはならないはずであり、そういったコミュニケーション能力も面接では見られます。

 

本当に大事なことは・・・

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ノルマがあるとかないとかそんな表面的なことではなく、ノルマがあろうがなかろうが、自分が入社した美容クリニックの商品やサービスを早く覚えて、お客様に自信を持って提供・販売できるようになることであり、お客様の満足度に貢献し、結果的に会社の売上にも貢献する意識・姿勢を強く持つことです。

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これ、ものすごく基本的なことであり、至極当然のことだと思うのですが、こういったことをお伝えすると、拒絶反応を起こす看護師様もいらっしゃいます。特に、看護以外の仕事をしたことがない方とか。

 

まあ、無理に理解・納得してもらう必要はないのですが、おそらくそのマインドだとミスマッチを起こしますので、美容クリニックに転職できたとしても、早期退職の可能性は跳ね上がると思います。

 

また、他社転職エージェントだと、もっとユルユルの言い方だったり、テキトーな濁し方をする場合も多いので、とりあえず面接に行ってみようかな、、となるケースが多いと思います。

 

でも、そんな感じで来られたら、たいていの美容クリニックさん、きついと思いますよ。(関連記事/美容クリニックの面接って、何聞かれるの?

 

弊社では、美容クリニックでどういった看護師様が求められているか。逆にどういった看護師様であればミスマッチを起こしやすいのか。人事担当者様と、密に擦り合わせを行なっているので、そういった情報も転職をご検討される看護師様本人には共有させてもらっております。

 

でも、売上ノルマの考え方についてはどこも同じ、ですよ。

 

ノルマという言葉に囚われるのではなく、売上の意識をしっかりと持つことは大事です。

 

このスタンスをしっかりと持っているだけで、美容クリニックの面接では優位に立てます。(訪問看護ステーションの面接でも、このスタンスがあるだけでかなり印象変わるはずです)

 

『なるほど。まあ、確かに売上の意識は持たないといけないよな。』

 

そう思った方、美容クリニックへの転職の大きな第一歩が踏み出せていると思います。ぜひ、SHERPAまでお気軽にご相談ください。

 

 

 

≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。

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