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お仕事 - UPDATE 2022/08/31

『どれぐらい勤務して辞めたら履歴書の経歴は大丈夫ですか?』という質問について。

転職相談の中で、割と多いこの質問。特に、転職したけど早期退職を考えているような方や、早期退職が続いてしまっている方に多いのですが、今回はその件についてお話したいと思います。


ケースバイケース。


結論からお伝えすると、ケースバイケース。(なんじゃそれ!って感じですけど、ここからしっかりと盛り返しますよ!)

 

例えば、同じ病院で9年間お勤めされた看護師様が、初めての転職をされたとします。

 

『看護師として、まだ10年の経験もないうちに辞めてしまって、経歴に傷がつくかな、、』と心配をする看護師さんも、もしかしたら存在するかもしれませんが、採用担当者や転職エージェントから見ると、特に問題はなさそうに思います。

 

『まあ、キリのいい10年まであと少しだったのに、何かあったのかな?』ぐらいと思うぐらい。

 

9年でも10年でも、おそらく経験やスキル、本人の忍耐力や責任感などに対する履歴書上の評価はほとんど揺るがないものかと思います。

 

逆に、新卒から就職した病院を1年足らずで退職。クリニックだったら頑張れると転職するも、そこも6ヶ月で退職。入社してからではないと、自分に合うかどうかわかんないので、、ということでとりあえず派遣・単発の仕事で繋ぐこと数ヶ月。そろそろ定職に就かないととな、、と思いながら転職した病院も合わず、働きはじめて2ヶ月も経たないうちに転職を考えることになってます、、という看護師様の場合はどうでしょう??(関連記事/クリニックへ転職して失敗した?よくある3つのパターン。

 

このパターンの人が、『ほんとはすぐに退職したいところだけど、履歴書のこともあるし、せめて6ヶ月ぐらいは続けようかなと思ってます・・・』と答えたら、どう思います??

 

個人的には『2ヶ月で辞めても、6ヶ月で辞めても、ほとんど変わりませんよ!』って思います。実際、そのように伝えたこともあります。

 

本人からしたらその4ヶ月の差は大きいのかもしれませんが、採用担当者からすると、いずれにせよ長続きしない方なんだな、、という印象に変わりはありません。

 

実際に2ヶ月で退職しても、6ヶ月で退職しても、職場がどうのこうのではなく、本人に理由があるんだろうな、という目線で見られることになります。(関連記事/派遣大国の日本。派遣社員から正社員への転職が難しくなる理由とは?

 

履歴書は、今の職場を何ヶ月で辞めたのか?という近視眼的なものではなく、その方がキャリアをどのようにして築いてきたのか、と中長期的な視野で捉えることで、退職の期間を短いのか、長いのか、相対的に評価することになります。

 

実際、9年間同じ職場で勤めていた看護師さんが、転職をして、次の職場を6ヶ月で退職することになれば、長続きしない方ですね!という印象をすぐに持たれてしまう可能性は低く、『合わなかったのかな?』『9年勤めたところがやっぱり良かったのかな?』『何か事情があったのかな?』と、割と寛容な捉え方をしてくれる場合がほとんどです。


まだまだ強い石の上にも3年。


どれぐらい続けていたら早期退職に映らないか、という目安については、平均勤続年数として3年あれば概ね大丈夫!というような暗黙の了解はありそうな気はしています。

 

実際、特に重要なのは新卒入社から3年続けているかどうか。

 

特に、最初3年は頑張って、辛いことも耐えながら、3年間基礎を積んできたかどうかは、病院だけではなく、一般企業に就職するような方も同じような目で見られることは多いと思います。

 

以前に比べて、転職は当たり前。もっと積極的に転職して収入やスキルアップ。フリーランスで自由な働き方を!みたいな風潮もあることはありますが、まだまだ病院含めた医療福祉の業界って、カチコチに堅いですからね。

 

石の上に3年。みたいな考え方がベースにある責任者・管理者は多いと思います。


お早めに相談を。


とはいえ、今の職場で3年はさすがに耐えれない。という状況や心境にいる方も多いと思います。(関連記事/就職して3ヶ月で休職へ。そこから転職した1年目看護師様のケース。

 

私自身、大学院を出て一般企業に就職し3年は勤務するつもりでしたが、理不尽なことや、納得いかないことには耐えがたい性分ということもあり、2年もたたずに会社を辞めて、独立企業した経緯もございます。

 

そう、気持ちはちゃんとわかっているつもりです!(笑)

 

とはいえ、早期退職にはずっとリスクが伴います。

 

一生、履歴書に残りますし、短いところは省こう!!ってわけにも基本的にはいかないでしょう。(関連記事/履歴書に経歴を全部書かないと、経歴詐称になりますか?

 

ベターな戦略としては、早めにご相談いただき、自分がここなら、と思えるような求人に応募をしてみて、早期退職することになるかもしれない事情も伝えた上で内定をいただけるならば、転職する!みたいな流れがよいのかな、、とは思っています。

 

早期退職することになった事情の伝え方も、しっかりと採用者目線を意識した伝え方をしないと、一瞬で落とされてします可能性もあります。人事担当者は、時系列だったり、一貫性などの縦横の繋がりから違和感を一瞬で察知します。バレてないと思ってても、バレてるもんだと思った方がいいです。

 

しっかりとこの辺りも、採用担当者にどう思われているか。だからこそ、どう伝えていくのか。そういったことも考えていきながら、対策していく必要があります。

 

転職するかどうか迷っている方。お気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。

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