書類選考で経歴や経験なんてわかっているのに、「面接で経験が浅い」を理由に落とされる意味がわからない。そう仰る方も多いのですが、実際どうなんでしょう?採用担当者の本音は?今回はそんなブラックボックスのお話です。

書類選考は通過したのに。
病院であれ、美容クリニックであれ、
まずは書類選考からスタートする求人が増えてきています。
特に、美容クリニックだと、書類選考→zoom→リアル面接と3ステップになることもしばしば。
(関連記事/【決定版】美容クリニックの面接の内容は、だいたいコレ。)
履歴書や職務経歴書をしっかりと準備して郵送なり、webなりで提出。
後日・・・・
『面接に来てください!』と言われた!!
臨床経験が何年以上という足切りはクリアしたってこと?ちょっと自信はなかったけども、これで大丈夫かな?
そう思って面接に行くも、1週間後。。。
不採用。
理由は、経験が浅かったから。
え?なんで?書類選考通ったんじゃないの?
経験は最低限のラインはクリアしたから面接したんじゃないの?
経験が浅いことなんて最初からわかってるんだから、わざわざ面接したのって無駄じゃない?
時間と交通費返してくれない?
そう思う人もチラホラお見かけします。(twitterとかけっこう多いですよね)
気持ちは、わかります。でも、それは建前なんです。
本当の不採用理由。
経験が浅いから不採用になった。というのは半分は真実でしょう。
でも、採用担当者に不採用の理由についてフィードバックをいただくと、本当の理由はだいたいコレです。
『経験の浅い部分を、ポテンシャルでカバーできなさそう。』
ポテンシャルって何??
仰る通り、経験が浅いことなんて書類選考の時点でわかっているんです。でも、経験が浅いことだけを理由に会うこともせず、不採用にするほどでもないので、一応会ってみよう。しっかりとお話をしてみて、感触がよかったら選考も引き続き進んでもらおう。そう思って面接に呼ばれているはず。
経験が浅い。という理由で不採用になっているということは、おそらく面接でしっかりとアピールできていなかった可能性が高いと思います。(関連記事/美容クリニックの面接で看護師さんが言っちゃいがちな、NGワード3選。)
履歴書や職務経歴書に書かれている情報から推察するイメージよりも、喋ってみたらコミュニケーション能力も高いし、忍耐力もありそうだし、素直で飲み込みも早そう。そんな評価を採用担当者にされたら、まず経験が浅いという理由で落とされるなんてことはないのです。
面接対策は必至。
今、看護師の数は右肩上がりで年々増加してます。看護学校も増えてますし、医療系でなかった大学で看護学部が設立され、毎年のように看護学生が前年比を超えて就職していく時代です。
なので、経験が浅い若手、、はどんどん下から突き上げてきます。
(関連記事/第一志望の内定をゲットする看護学生の共通点。)
転職活動をしていると、自分が希望する理想の求人って、なかなか少ないですよね?
あーでもない。こーでもない。悶々しながらやっとこさ見つけた求人に、応募するわけですよね。
せっかくなら、受かりたいじゃないですか。せっかくなら、たとえ経験が浅かったとしてもこれまでの頑張りも評価して欲しいじゃないですか。
そのためには、
面接対策は必至だと思います。
(関連記事/WEB面接で気を付けるべき3つのポイント。)
採用担当者も人間です。この応募者の話はもうちょっと聞きたいな。。と思ってもらえたら、引き出すように話をしてくれる人もいます。逆に、何言っても気持ちいい答えが返ってこないな。話が長いな。質問にしっかり答えてくれないな。そう思われたら、やっぱりきついです。
転職なんて、そもそも何年かに1回するかしないかのことなんでね。普段、面接対策なんてすることないので仕方ない部分もあります。だからこそ、自分のコミュニケーションが第三者からどう映っているのか。ここはしっかりと対策をしておいた方がいいと思いますよ。
ポテンシャルを感じてもらえるように。
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≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。
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