さてさて、やっと見つけたと思った企業内看護師の求人。無事に書類選考を通過しても、面接で何を聞かれるのか?情報がなかなか無いですよね?今日は企業内看護師の面接の内容についてお伝えしようと思います。
基本はシンプル。
企業内看護師の面接で聞かれることは非常にシンプルです。
(関連記事/書類選考OKだったのに、面接では経験が浅いからと不採用に。どういうこと?)
まあ、話の流れで色々と枝葉が分かれていくことはありますが、コアとなる質問は非常にシンプル。これだけはしっかりと準備しておきましょう、というものはどこを受けようが同じです。
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1、なんで、企業内看護師を希望するの?
2、なんで、うちの企業に応募したの?
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基本的には、この2つを軸に展開されます。シンプルでしょ?
特に、大事なのは1です。
『なんで、企業内看護師を希望するの?』
ただし、ここにはいろんなトラップが含有されてます。
人事担当者が思っていること。
人事担当者は、
基本的には面接を受けにくるアナタを少し穿った見方をしていると想定しておいた方がいいと思います。(関連記事/WEB面接で気を付けるべき3つのポイント。)
穿った見方って何??
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・病院がしんどいから、企業内看護師がいいんでしょ?
・企業内看護師って、責任が無いからいいと思ってるんでしょ?
・企業内看護師って、楽だと思っているんでしょ?
・一般企業の会社員の健康管理って、キラキラしてると思っているでしょ?
・健康管理がしたいなら、別に企業じゃなくてもできるよ?
・企業じゃなくて、行政の保健師を希望しないのは何故?
・そもそも企業内看護師って何するか知ってるのかな?
などなど。
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実際こんな風にイジワルに思っていることはないかもしれません。(笑)
ただ、この類の懸念を応募者に対して少なからず抱いているということは想定した方がいいです。それだけ企業内看護師を希望してきて、面接で非常に浅い回答をして、散っていかれた方が多いということです。人事特有の、免疫システムが働いているといってもいいかもしれません。
そもそも書類選考もなかなか通りませんので、面接に行く前の段階でも、けっこうしんどいです。そして、面接に行ったとしても、上記のように穿った見方をされますので、質問に対する回答が少しでも違和感があれば、迎撃ミサイルがあらゆる方向から飛んできます。
勝つ方法は迎撃ミサイルを全てかわしながらゴールにたどり着くか、そういった迎撃ミサイルを発動させずスムーズにゴールまでたどり着くか、どちらかです。
そして内定の可能性が高い戦略としては、後者になります。
面接対策はしっかりと。
どんな迎撃ミサイルが飛んでくるかは、アナタが質問にどう答えるかによって可変します。
基本的に必ずされる質問は『なぜ、企業内看護師(もしくは産業保健師)を希望されるのですか?』
これに尽きます。
しっかりと自問自答し、自らのキャリアの中から具体的なストーリーで伝えることが大事です。
ありきたりな、誰にでも考えれそうな、抽象度の高い回答であれば、人事は聴き慣れているし、『また、この回答か・・・』とやる気を失ってしまいます。こうなれば、あとから挽回するのは正直難しいです。
他には、
・経歴含めた自己紹介。
・退職理由
・現職で学んだこと
・強み・弱み
・入社してからのキャリアビジョン
などなど。
こういったことも聞かれますが、最初はカンタンに自己紹介してくださいと言われることが多いです。
しっかりと準備していなければ、1分-2分程度の自己紹介でさえ、頭真っ白のパニックに陥ってスムーズに話ができず、ここで出遅れる可能性があります。
元気で、健康な、会社員相手に、健康管理をするわけです。自分の体調のことを疑わない現役バリバリの人に、自らのフィジカルやメンタルのことに目を向けてもらい、そこから具体的な行動に移してもらうようなコミュニケーションを取らないといけないわけです。
自分のことをしっかりと話せないと厳しいと思いませんか?
準備はしっかりと行いましょう。
さて、SHERPAでは、企業内看護師を希望する看護師様に特化したキャリア支援サービスも行なっています。
(関連記事/【決定版】企業内看護師の求人の見つけ方。)
企業内看護師の仕事を探しているけど、そもそも求人がなくて困っている。情報の取り方がわからなくて困っている。応募書類をどう作成していけば通過するかイメージがない。面接対策が全くできてなくて不安。そういった方をワンストップでサポート可能です。
お気軽にご相談くださいませ。(弊社都合で大変申し訳ないですが、現在少人数制でサポートしているため、キャパシティを超えた場合、企業の募集要件をクリアするのが難しい方の場合は、お断りする場合もございます。ご了承ください。)
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。