企業内看護師(産業保健師)についての転職相談が年々増加しています。本日は、応募条件について、ザクっとした相場観と、転職活動の戦略について取り扱いたいと思います。参考にしていただければ幸いです。

応募条件は、病棟経験3年以上。
応募条件は、概ねコレ。
病院での勤務経験が3年以上。
少し厳しいところだと5年以上。
いずれにせよ、病院(基本は病棟)での経験が3-5年が最低ラインでここが必須となります。(細かいところだと、急性期病院での経験が3-5年以上とさらに注文がつきます)
あとは、保健師の資格が必須になるところもあります。肌感覚的には、看護師・保健師の両方の資格を必須としているところの方がやはり多い印象です。(関連記事/企業内看護師の求人。面接って何を聞かれるの?)
看護師様から『企業内看護師の求人について情報がない』と転職相談をいただく場合が多いのですが、半数ぐらいの方が保健師の資格を持っていないことがあります。なので、ここで残念ながら諦めるという方が多いです。(じゃあ保健師の資格を取ろう!という方は何故か皆無)
さて、ここまでは実際に企業内看護師の求人をリサーチしたことのある人なら肌感覚的にも「そうそう、確かにそんな求人ばっかり・・・」と当てはまるかもしれません。
ただ、もっとややこしい応募条件があるんです。
一番やっかいな応募条件。
一番ややこしい応募条件が【企業内看護師(産業保健師)として、企業にて実務経験を有するもの】とある場合です。
もう、これが一番ややこしいですね(笑)
だって、企業内看護師の仕事がしたくて未経験でチャレンジしたい!という看護師さん・保健師さんが世の中にたくさんいるわけで。しかも、求人情報がほとんどなくて困っている。やっと見つけた!と思ったら、未経験はダメ!って言われる。
じゃあ、どうしたらいいの?ってことですよね。
実際、企業内看護師(産業保健師)を希望して転職活動をする場合、ぶち当たる壁としてはこの部分が最も大きく、頻度も高いかと思います。
企業内看護師の職に就くには?
企業内看護師(産業保健師)の求人は、正社員・契約社員と主に2パターンあります。
傾向的には、正社員の求人は経験者しか採用しないことが多く、契約社員の求人の場合は未経験可の場合が多いです。
つまり、契約社員の求人に応募して内定が出た時には、ここでしっかりと経験を積んでおくことが、今後の企業内看護師の正社員の求人が出た時、自分にとって有利になる可能性があります。正社員であっても、契約社員であっても、仕事の内容は基本的には同じですからね。しっかりと評価してくれるはずです。
そもそも、契約社員であっても企業によっては受かることは難しいですからね。一人暮らしになるのか、転居することになるのか、通勤がちょっと遠くなってしまうのか。何かしらキツイ部分も出てくるかしれませんが、今後も企業内看護師という働き方が、自分自身のキャリアを考えたうえでどうしても取り組みたいことなのであれば、チャレンジしてもらうのもアリかなと思います。
さて、企業内看護師の応募条件についてはいかがでしたでしょうか?
そもそも、求人情報すらマトモに収集することが難しいと思いますが、弊社では個別のサポートをしております。どうしても企業内看護師として仕事をしたい!と考える方は、ご相談ください。
(関連記事/【決定版】企業内看護師の求人の見つけ方。)
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。
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