いよいよ今年もこの時期がやってきました。現役の看護師さんであれば、懐かしくもあるかもしれません。今回の受験者であれば、とりあえず早く終わってくれ、という心境かもしれませんね。いずれにせよ、ベストを尽くし、無事に国家試験を通過してほしいと切に願っております。

大事な試験前。
合格通知という確かな光を掴むまで、いくら過去問を解いても、コレでいいのかな?と不安という名の暗闇の中で、必死に戦っていることと思います。だって、絶対に負けられない戦いですよね。
そこで、皆さんの合格を少しでもサポートできないかと思い、試験に役立つ情報を提供できる方を探していたところ、1人の専門家を紹介いただいたのです。
この家庭教師。
生徒のみならず、両親からの信頼が絶大で、その口コミのみで生徒数を拡大していると。短期間で偏差値が、倍になるなんて生徒も珍しくなく、生徒に自信がつき、家庭環境まで変えてしまうと。
是非お話を聞かせてほしいということで、忙しいのは重々承知の上、国家試験を前の受験者向けに、とっておきのアドバイスをいただききました!その内容が以下です。
スーパー家庭教師とは・・・
中高生を対象に家庭教師をしています、今村です。勉強を教えない家庭教師です。
じゃあ、何を教えているの?とよく聞かれますが、
教えているのは「戦術」です。試験勉強の仕方ではなく、試験の勝ち方です。
己を知り、相手を知れば、どんな試験であっても攻略できるものです。「え?私は子どもじゃないから、関係ないよ」と思った受験生の方。
知ってるだけで、E判定の人が一気に合格圏内まで跳ね上がる必勝法があるのですが、興味ありませんか?
もし、答えがYESであれば、このままスクロールしてください。
精神的なコンディションを整えよう
今回の看護師の国家試験を受けられる方は、学生さんであったり、社会人経験を踏まえたうえでの受験であったりするかと思います。
試験前の心構えは「自分の人生を決める大事な試験である」ということをポジティブに捉えることです。
看護師国家試験は合格率が約90%と言われていますが、「10人のうち1人しか落ちない」と、そう考える人ほど不合格になっています。
家庭教師として、たくさんの生徒さんを見てきましたが、合格するか不合格になるかギリギリのところを受ける生徒さんには、いつもこう言って送り出します。
『首席で合格するつもりで受けろ』
もちろん、補欠で合格しようが首席で合格しようが、合格は合格です。しかし、首席を狙って補欠合格するのと、補欠合格を狙って合格するのでは、全く意味合いが異なるのです。
と、いきなり首席で合格するつもりで受けろと言われても、すぐに心構えを変えることはできないかと思います。しかし、試験数日前からの行動で、自分の考えを上手にコントロールすることができるのです。
さて、そのコントロールの仕方も、実は現役の学生さんと、社会人受験生とでは、ライフスタイルも思考回路も全く異なるため、アドバイスの中身も変わるのです。
学生さんは「試験慣れしている自分を自覚せよ」
学生さんは中学・高校・看護学校と、ずっと試験漬けだったかと思います。学校のテストに、塾の試験、五木模試、ベネッセの模試、ナドナド。
試験を受け続けると、その試験の結果が、どこで受けた試験かわからなくなったりするでしょう。
試験をたくさん受けると、試験の緊張感が麻痺し、「ま、次で取り返したらいいか」なんて感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、今回の試験は、実質一発勝負です。(また受けれますけど)
自分の人生に「やり直し」はないと自覚し、一発で決める覚悟をもって受験しましょう。次の試験を受けるつもりはない、というぐらいの気持ちがあれば、必ず合格は勝ち取れるでしょう。
社会人は「徹底的に試験をシミュレーション」
社会に出ると、試験を受ける機会は著しく減少します。(資格マニアは除く)自発的に受験しなければ、「試験の雰囲気」というものを体感することはできません。
試験から離れていた時間が長ければ長いほど、そのピリピリした感じを味わったこと自体を忘れてしまっていることでしょう。その場合、徹底的に試験の雰囲気をシミュレーションしてみることです。
例えば、試験数日前から、試験当日と同じ日程で動いてみましょう。試験当日と同じスケジュールで起き、同じスケジュールで過去問を解いてみましょう。このシミュレーションは、自分の空いている時間や、夜などに行ってはいけません。
なぜなら、自分の都合で解く過去問は、自分の「良いコンディション」の時間帯に解く傾向があるため、「自分が有利な条件」で向かい合ってるから、できて当たり前なのです。
さらに、朝と夜では、まったく脳の働きが変わってくるため、全然違う結果になります。
「見直ししたら合ってたのに!」と言い訳をしてしまいがちな人の多くは、練習時間がバラバラです。(自分の思考コンディションがわかっている方は問題ないのですが)
しっかりと、試験当日を想定したうえで試験対策を行いましょう。
次回は、試験前のスケジュールの組み方や、実際の試験勉強、問題の解き方についてお伝えいたします。(ちなみに、この問題の解き方だけで、医療知識0、過去問初めての挑戦で、合格ボーダーラインまで取ることができました!)
《今回のコラム寄稿者》
今村 彰宏/家庭教師
生徒のみならず、両親からの信頼が絶大。
そこからの口コミで生徒数を拡大。
短期間で、偏差値が倍になる生徒も珍しくなく、生徒が自信をつけることで、家庭環境まで明るく変えてしまうスーパー家庭教師。