breakfastの語源から紐解く、朝ごはんに最適な内容とは？

ダイエット - UPDATE 2017/02/05

皆さん、毎朝朝食は食べていますか？毎朝朝食を食べている方、時間がある時だけ食べている方、全く食べていない方など様々だと思います。今回は、この「朝食」についてお話させていただきたいと思います。朝食は英語で「breakfast」と言います。では、この語源は、どこからきているのでしょうか？

breakとfast

breakは「壊す」「破る」、fastは「断食」という意味です。そのためbreakfastは「断食を破る」という意味になります。

朝食から昼食、昼食から夕食の時間に比べて、夕食から朝食までの間隔は他の食事よりも長いですよね。

例えば、夕食を19時に終えて、翌朝朝食を7時に食べるとすれば、その間隔は12時間にもなります。

食事を断っていた時間を壊すというところから、breakfastという言葉がきているのです。

食を断っていた後の最初の食事である朝食。皆さん、どんなものを食べていますか？

人間は3つのサイクルで回っている

人間のカラダは「摂取・吸収・排泄」この3つのサイクルで回っています。各8時間ずつで、正午~20時までは摂取。20時~4時までは吸収。4時~正午までが排泄です。

朝食は、排泄の時間に当たります。このサイクルに合わせて、排泄を促してあげるような食事をすることが大切です。

では実際に何を食べたらいいのか。

それはズバリ「果物」です！

果物の驚くべきパワー

果物には「食物酵素」が含まれており、体内に入ると消化を助けてくれます。そのため、消化吸収が早く、短時間でエネルギーになるのが特徴です。

また果物に含まれている果糖は血糖値が上昇しにくい特徴を持っています。

血糖値を急上昇させると、この上昇した血糖値を下げようとするために、膵臓から大量のインスリンが出ます。

このインスリンは、血中の糖をエネルギーとして使うほか、余った糖を脂肪に作り変えてしまい、蓄える働きもあります。インスリンを大量に出さないためにも、血糖値は緩やかに上げていく方が良いのです。

さらに、果物に含まれている食物繊維には整腸作用があるので、便秘を防ぎます。

消化器官に負担をかけず、排泄のサイクルを促してあげる食事。それが、果物です。是非、朝食に果物を食べてみてはいかがでしょうか。（関連記事/看護師の味方？美容と健康への貢献度はダントツ？フルーツ界の絶対王者とは？）

《今回のコラム寄稿者》
湊彩希/管理栄養士
管理栄養士として、ファスティングや美容栄養学を中心に栄養指導や食育セミナーを行う『美と健康』の味方。関西コレクションエンターテイメントにて美容栄養学講師を担当するなど、今ドキ女子の悩みがわかる、今ドキ管理栄養士。

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