「看護師」「ナース」といえば、やはりまだまだ女性のイメージですよね。ゆえに、男性看護師はかなりの少数派で、肩身の狭い思いをしているのではないか?というのが、一昔前までの男性看護師に対する一般イメージでした。でも、実際にはココのところ。変わってきているんです。
マイノリティの強み
とあるデータによると、全国で就業している看護師総数の中で、男性の割合は6.47%。
※参照、日本看護協会HP 看護統計資料を基に2014年の数字から算出
逆に言えば、
94%という強烈な女性社会の中で、一際光る存在になるのが男性看護師。女性同士であれば、特定のグループを形成してしまうことが多く、同じ病棟、同じ部署でもあまり関わりを持たないなんてことも実際にはよく聞く話。
しかし、男性看護師の場合、仕事の悩みから、人間関係の悩み、家庭の悩み、プライベートなお誘いまで、幅広く聞き役、相談役に回ることが多く、モテるようです。(実際には大変なことも多いようですが)
クッションとしての役割
実は、この
聞き役としての「仕事」
看護部長様や人事担当者様から、とても評価されていることはご存知でしょうか?
上述のように、
病院などの職場では女性のコミュニティ独特の「空気」があります。看護部長様、人事担当者様とお話をしていると、この空間に男性がいると「場が和む」と、口を揃えてお話されるのです。
具体的にあったケースでは、女性のみが3人集まると2-1の構図になりやすいのだそうです。ですが、男性が入ると、中立的な立場で客観的にものごとを観ることで、モメ事が緩和された!なんてこともあったそうです。
また男性看護師の場合、結婚や出産で退職するといった可能性も比較的少ないことから、
中長期的な活躍が見込め、採用側からはモテるのです。
かなりの情報屋さん
男性看護師の転職サポートに携わっている私自身、毎回驚くことですが、病院の情報は男性看護師に聞け!と言わんばかりの情報を持っています。
とにかく、病院内外の情報ツウな方が多いです。
日頃、看護師様の転職や就職のサポートをしていると気付くことですが、男性看護師が転職をする場合は、人間関係が悪いとか、給与が低いというお悩み系より、もっとスキルアップしたい、スペシャリストになるための経験を積みたい、というキャリアにとって前向きな思いから転職をしたいという希望がが傾向として強く出ています。
よって病院の「実際」の医療レベルや、経営方針、教育体制、優秀なドクターがいつ辞めて次はどこの病院に引き抜かれる、病院の新築リニューアルは実は流れた、ナドナド。(
関連記事/看護師が転職する際に押さえておきたい、専門医のこと。)
ネットに公開できないような
インサイダー情報をたくさん持っていますので、単なる求人情報ではなく、リアルな情報でキャリア支援をしている我々のような存在からも、男性看護師はモテるのです。
それでも大変な就職活動
ですが、正直なところ男性看護師の転職に関しては、まだ不便な世界だなと感じることがあります。
看護師としてのキャリアが良く、人柄としても立派な方でも、「受け入れ態勢がない」という理由で面接に至らないケースもあるのです。
ロッカーがない、男性の仮眠室がない、という些細な理由で。男性看護師の方で就職・転職活動をされたことがあれば、一度は経験をされたことがあるのではないでしょうか?
とはいえ、「男性看護師の価値」をしっかり評価し、求めている法人もあります。
弊社では、
男性看護師のキャリア支援も積極的に行っております。この春でも、男性看護師からのSHERPAへの相談・依頼はナント全体の5割にも達します。男性・女性に限らず、内部の生の声をお伝えできますよ。
情報屋さんから仕入れた、リアルな内部情報を知った上で、大事な進路を決定したい、という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。期待に応えることができると思います。
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《今回のコラム寄稿者》
KAMI/SHERPAキャリアアドバイザー
呉服屋大手で、着物販売や着付けの経験をもつ
異色のキャリアアドバイザー。
特に神戸市・西宮市における医療法人とのパイプは強く、新卒~中途採用のキャリア支援を一手に担う。
休日は、銭湯や一人立ち飲みにも行く、
マイペースなアラサー。
お仕事のことでお悩みの看護師さん、
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