年々、求人案件も少なくなる小児科ですが、そんな現場で働くスペシャリストの姿勢や情熱を感じた、イイお話をお届けします。小児科勤務でない看護師様も、必見です。
小児科は楽じゃない。
「こどもは大人のミニチュアではない」という言葉をよく耳にします。専門的な分野になるので、様々な科目の病棟経験が豊富な看護師様でも、小児科への配属が決まると、必ず勉強が必要になるほど、この小児科は特殊な分野になってきます。
小児科は看護師様の中でも特に人気の高い部署で(転職でも問い合わせが多いです)専門科目を学びたいという看護師様に向いてるとも言えます。
しかし、
単純にこどもが好きだからという理由だけで選んでしまいますと、懸念点があります。
と、言いますのも、元気になるこどもばかりでなく、残念な結果になるケースも少なくありません。そういった時に精神的なストレスを大きく感じてしまい、立ち直れなくなるのです。
小児科一本。
『それでも、小児科に関わっていきたい。こどもの笑顔を取り戻したい。』
熱く語っていただいたのは、某病院で小児科一本、表情のキリッとした看護師様です。
『確かに、こどもが苦しむ姿や、痛みに耐える姿、弱っていく過程を見るのは、本当につらいです。正直メンタルはやられます。それでもこの子たちの小さな変化や異変に気付き、しっかりとケアができるのは私しかいない!と責任感をもって強い心で看護してます。私が関わる中で、こどもが少しでも笑顔になったり、ご家族の安心した顔を見るたびに気が引き締まるというか、また頑張ろうってなるんです。』
小児科からの転職は?
この看護師様、
『小児科でずっとやっていると、他の科に行こうと思った時に難しいんじゃない?』と言われることが多かったそうです。ご自身でも、不安になったことも確かにあるそうですが、
今では「小児科分野では誰にも負けない」という自負があるから、その方が大事だ、と胸を張っておられます!
『色々な看護師像がある中で、広く浅くよりも、1つの分野で狭く深く学んでいきたいという思いがありました。将来的には、自分のこどもが欲しいし、何かあった時は、親である自分が力になりたいなと。また大阪でも何千人何万人といる看護師の中で、ほんの数十人しかいない貴重な人材になろうと思ってます。』
なんとも、心強いお話をお伺いさせていただきました。ここまで明確な目標があると、毎日の仕事にやりがいを感じるのも納得。しんどいことがあっても、頑張れる軸があるって素敵ですよね。
具体的に何かやりたいことがある方はもちろん、それを探している看護師様。
ぜひご相談ください。せっかく苦労してなった看護師です。悩んで悩んで悩みぬいて、よりよいキャリアを築いていけるよう、お力添え致します。
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《今回のコラム寄稿者》
KAMI/SHERPAキャリアアドバイザー
呉服屋大手で、着物販売や着付けの経験をもつ
異色のキャリアアドバイザー。
特に神戸市・西宮市における医療法人とのパイプは強く、新卒~中途採用のキャリア支援を一手に担う。
休日は、銭湯や一人立ち飲みにも行く、
マイペースなアラサー。
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