バリバリと働く看護師さん。結婚を控える看護師さん。妊娠中で夜勤をセーブしている看護師さん。どなたも健康が大事になってくると思いますが、『お水』を疎かにしていませんでしょうか?今回は、健康なカラダにとって、とても大事な水分のお話を胎教アドバイザーがお届け致します!
ビールで、体内水分がダダ漏れ?
今年の夏は、気象予報士の方が口を揃えて「厳しい」と言うだけあって、毎日気温もウナギのぼり。日々、大阪市内を自転車で移動する私はすぐに喉がカラカラに。(口の中が砂漠や~)
この時期は、熱中症にもなりやすく『お水をこまめに摂りましょうね』というのは、日々生活する中でよく耳にするワードかと思います。
特にこの時期は、ビールが美味しい季節ですよね。ビールが好きな看護師さんも多いかと思います。日勤終わりのビール。ビアガーデン。たまらないですよね。
キンキンに冷えたビールを飲むと、一瞬カラダが冷えたような感覚があるかもしれませんが、
実は、ビールを500CC飲むと、利尿作用が働き、830CCの水分が出ていってしまいます。その分、人間が生きていくうえで必要な5大要素の一つ『ミネラル』も失ってしまうのです。ミネラルは体内で合成することができない微量栄養素です。
水分が不足すると、どうなる?
しかも
水分が不足すると、脱水症状や熱中症、貧血や味覚障害、骨密度の低下にも繋がります。
特に、
水に含まれるミネラルは、健康維持、体の組織、骨や歯の組織を構成するのに重要な成分。心臓機能の調節や神経伝達も行っています。ミネラルがなければ、私たちの身体は機能しなくなるのです。
20代の看護師さんであれば、夜勤も多いハズですよね。夜勤をしていると、勤務時間も不規則となり、自律神経に乱れが生じるとよく聞きます。そんな看護師さんだからこそ、お水に注目していただきたいのです。
特に結婚、妊娠を考えている方でお水に気を遣っている方はどれぐらいいらっしゃるでしょうか?
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私たちの身体は、実はほとんどが水分というのは聞いたことがあるかと思います。
胎児は97%。赤ちゃんは80%。成人は60‐70%。誰にとっても、生きていくうえで必要不可欠なものの一つが水なんです。
特に胎児にとっては、お母さんのお腹の中の羊水=地球そのものなんです。
ミネラルを補給せよ!
水(ミネラルウォーター)には、ミネラル分がイオン化(体内に吸収できる状態)して溶け込んでいるので、人間の身体にとって、大切なミネラル分を補うことができます。ミネラルは赤ちゃんにも栄養素を届けたり、妊婦さん自身の体温調節や生命機能を保つためにも必要です。
にもかかわらず、
妊娠前~妊娠中、赤ちゃんの健康維持にとっても必要なミネラルは不足しがちです。
赤ちゃんが心地よくお母さんのお腹の中で過ごすためには、赤ちゃんにとって良い環境作りとして、ミネラル豊富な水分をしっかりと妊婦さん自身が補給し、まず身体の毒素を排出することも大切なことの一つです。
羊水をキレイに保つためにも、ミネラル豊富なお水をたくさん飲むことは重要です。(赤ちゃんは羊水を飲んで、母乳を飲む練習をしたり呼吸をする準備をしています。キレイに保ってあげてくださいね)
水を意識するだけでイイんです。簡単でしょう??
また妊娠前からの身体作りの一つとして、20代の頃から、良質で、ミネラル豊富なお水を摂ることはとても大切です。
(関連記事/硬水と軟水の違いって?)
なぜなら、
私たちの身体は3ヶ月で血液が生まれ変わり、3年で細胞が生まれ変わり、7-8年で体質が変わるからです。
日々の習慣の積み重ねで私たちの身体はできているのです。
将来的に妊娠を望むなら、今から生活習慣を少しでも見直すことは未来の自分の子どものためにも繋がります。
たかが水、されど水ですね。
今一度、意識してみてお水をしっかり摂って、この夏を乗り切ってくださいね!朝起きた時、通勤後、入浴後、寝る前など、こまめに摂ることがおすすめですよ。
≪今回のコラム寄稿者≫
久保 佳央里/胎教アドバイザー
現在、全国に71名しかいない胎教アドバイザー。
健やかな赤ちゃんを迎え入れる心と身体作りについて
食・心・水の大切さを発信中。
ほっこり、笑顔になる。をコンセプトに
イラストレーターとしても活動中。
甘いものに目がなく、カフェ巡りとヨガが大好きなアラサー女子。
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