高給与求人！月収40万円～などなど、ものすごくオイシイ求人が並ぶ求人サイト。そんな求人サイトを見ていると給与の内訳が書いているところと、そうじゃないところがあります。同じお給料をもらっていても、賞与額が違っていた…なんてこと看護師さんの仲間同士でありませんか？実は、基本給とは別の調整手当が大きく関係しているかもしれません。
調整手当って何？
まず、調整手当とはなにか？と言われると…
夜勤手当や住宅手当のように法人規定で金額が決まっているものではないんです。
15000円/回の夜勤手当のように金額が定まっておらず、調整手当はその人、それぞれで変わってきます。
例えば、同じ看護師歴5年の看護師さんが2人いたとします。
一人は急性期病院で夜勤もして臨床経験も豊富なAさん、一人はクリニックで外来での能力に関してはAさんより豊富といったBさん。
基本給の算定に関しては、今までの看護師歴から算出されるので、同じ金額が出ることが多いです。
ですが法人にもよりますが、経験を買ってくれる法人があります。
【調整手当】として給与に上乗せしてくれます。
特に面接の際に「昨年度の源泉徴収を持ってきてください。」と言われる法人は、もともといた病院の支給額相当、もしくはそれ以上の考慮をしてくれようとしてくれます。
おそらく、Aさんの方が前の職場でより多く貰っていたと想像できるので、Bさんよりも多く調整手当が出るなんてこともあります。（あくまでも例です。）
逆に外来での経験や、クリニック・単科での経験が豊富で即戦力として力を発揮してほしいとなれば、Bさんに多く手当がつくこともあります。
「調整手当がついていない、私は評価されていない？」「調整手当をいっぱいつけてくれるところが良い法人？」と思ってしまいますが、一概にそうとは言えません。
逆に、とても多くの調整手当を付けてもらっている看護師さん！
ご注意ください！！！
調整手当のデメリットとは？
実は、調整手当は、これ！と決まった業務内容に支払われる手当ではないので急になくなることも考えられます（ほとんどないですが、稀にご相談いただくことがございます。）。
あくまでも一時的な手当であるので、病院の経営状態や病棟異動、人員の減少などでこの手当がなくなってしまう事もあります。基本給が少なくても調整手当が多いので大丈夫♪と思っている看護師さんは要注意です。
また病院側のメリットとしては、
賞与の算出に関わるのは基本給になるので基本給を抑えるために調整手当を使う方法があります。同じ20万円でも基本給15万円＋調整給5万円と、基本給20万円では賞与の額が大きく変わってきます。
基本給がしっかりつく病院の方が、個人的にはオススメかなとは感じます。
給与の体形や賞与額、年間の収入などのデータもございますので、お気軽にご相談ください。
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《今回のコラム寄稿者》
KAMI/SHERPAキャリアアドバイザー
呉服屋大手で、着物販売や着付けの経験をもつ
異色のキャリアアドバイザー。
特に神戸市・西宮市における医療法人とのパイプは強く、新卒~中途採用のキャリア支援を一手に担う。
休日は、銭湯や一人立ち飲みにも行く、
マイペースなアラサー。
お仕事のことでお悩みの看護師さん、
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