2017年度の看護師国家試験は例年の出題傾向と違い、難易度が上がったと話題になっていました。来年の2月の試験ではどうなるのでしょうか。試験の2ヶ月後にはもう職場に新人看護師さんが入ってくるかもしれません。1年目の方は先輩に。3年目看護師さんはプリセプターなども担うかもしれまん。上下関係の準備はできていますか?
プリセプ問題。
日々の看護に満身創痍、プリセプティにも気を配りながら…と、とても大変な毎日を過ごしている、とある4年目の看護師さん。
自分の行っている看護がどのような根拠で行っているのか、再度考え直し伝える。わかりやすく指導しようと思えば思うほど、ややこしく考えてしまう。
『「これはこう!」と感覚で伝えて「ハイ分かりました!」なんて出来たらいいな~って毎日思っています。』と笑いながらお話ししてくださいました。
この看護師さん、勉強は本当に苦手で国家試験も受かるのかわからなくて半分以上諦めていたとの事。
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しばらく勉強はお休みかな?と思っていたそうですが、プリセプティの頑張る姿に「このままではアカン!」となり学習をやり直し、毎日遅くまで見本になれるよう努力されているそうです。
本当にすごいな~と私もお話を聞きながら学ばせていただいていました、
実は、知らないところで先輩の愛がある。
実はこの看護師さんは1年目に担当してくれたプリセプターにとても「ひどいこと」をしてしまったそうです。
「全然私に教えてくれない!と思っていて。生意気にも違う先輩に相談したことがあったんです。その先輩が教えてくれたんですが、実は私のプリセプターは同期の先輩方に〇〇さんの事見てあげてね!とか、師長とかにも話聞きに行ってどうしたら一番私の為になるのか聞きに行ってくれていて。めちゃくちゃ私に時間割いてくれていたらしいんです。なのに…偉そうな事ばっかり言っしまってすみませんって感じでした。私もこんな先輩になろう!と思って今は頑張ってます!」
新人のみ必須の勉強会にも参加したり、わからないことがあったらすぐに回答できるように勉強したり、趣味のお酒もカフェに変え、コーヒーを片手に勉強する事が増えたそうです。単純に「かっこいい」と思いました。
「プリセプティ(プリセプター)と合わない」なんて言葉を聞くことがあります。冷静に振り返ってみると、実は後輩の為に頑張る先輩なのかもしれません。実は先輩に早く追いつこうと頑張っているけど不器用な後輩なのかもしれません。
先輩や後輩のことにすぐにイライラするのではなく、すこーしだけクールに捉えてみることでかなりラクになるようなので、ぜひお試しを。
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お互いを尊敬しあって働けるような人間関係が構築できればいいですね。
新人教育に定評のある病院と言ってもプリセプター制度やラダーだけではなく、その人に合わせた独自の教育法を持つ病院などがあります。「新卒で入ってみたものの、この科目ではなくて違う分野で働いてみたい。でも教育体制についていけるのか不安。」なんて看護師さんも多いはず。
20代の看護師キャリア支援に特化しているSHERPAだからこそお答えできることもあります。
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《今回のコラム寄稿者》
KAMI/SHERPAキャリアアドバイザー
呉服屋大手で、着物販売や着付けの経験をもつ
異色のキャリアアドバイザー。
特に神戸市・西宮市における医療法人とのパイプは強く、新卒~中途採用のキャリア支援を一手に担う。
休日は、銭湯や一人立ち飲みにも行く、
マイペースなアラサー。
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