いよいよ国家試験ですが、受験される看護学生は緊張しますよね。実は、看護学生だけではなく、現役看護師さんも実は緊張していることも。実はプリセプターになるのが嫌だ!自分には無理だ!なんて理由から転職を考える人もいるほど。なぜ嫌なのか?看護師さんに確認すると意外な事実が…
プリセプターになることがプレッシャーに。
実際に仕事を通して感じる事ですが、
看護師、医療の世界は新人の早期退職が他と比べると早い世界ではないでしょうか。特に20代看護師の為のキャリア支援サイトとして活動する中で、
約3~4年目の看護師さんの転職者は多く、転職理由は様々です。
その中でも「来年おそらくプリセプターをやらないといけなくて自信がないから辞めたい。」とご相談されることがあります。
(関連記事/プリセプとの関係性でお悩みだった看護師さんが実践するコミュニケーション法!)
また、キャリアがすこし長い方であれば「来年主任にならないといけないから退職したい。」なんて人もいらっしゃいます。
この現象がとても珍しいなと思うのと、病院にとっても、看護師さん本人にとっても大きな損失だなと感じます。
まずプリセプターをすることが、なぜ嫌なのか?です。
嫌だとお答えする看護師さんになぜ?をお伺いすると、「自分の知識不足」「残業が増える」「教える技術がない」などなど。
準備期間が短いのが原因?
お話を聞いていくと、
プリセプターが嫌なのではなく、どうやらみなさんプリセプターになる準備期間が少く技術面・精神面での準備期間が足りないようです。
「次の新人はあなたが見てもらうわよ」と言われるタイミングが遅い事が多く、自分自身の準備期間を与えられない現状があるように感じます。
そもそも、『新人を育てるプリセプターを育てる事』に力を注ぐなんて考え方はないのかな?と思い、色々とお調べしていると、色んな論文が掲載されていました。
もし来年プリセプターとなることがきまっており、目的はもちろんの事、何をどうやったらいいかわからない!なんて方はこちらの
J-STAGEさんをお調べしてみてください。
ほとんどの論文が無料で閲覧できるようになっています。すごいですよね!
中でも医療分野のモノも多く、「プリセプター」という検索で200件以上、「新人 看護師 指導」で500件以上もあります。
特に、プリセプターの役割について明確に書かれているモノも多く、なるほど~!となるようなものも多いです。
ヒントになるようなことも多く、心の準備が少しでもできるのではないでしょうか?
逆に新人看護師さんもプリセプターの先輩が何を目的に今この指導をしてくれているのかが明確になるかもしれません。そうなればお互いの関係がより良いものになるかもしれません。
個人的には、「論文なんて…」と思っている方にこそ見ていただきたいなと。
たまには、難しそうな論文からヒントをもらっても面白いかもしれませんね♪
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《今回のコラム寄稿者》
KAMI/SHERPAキャリアアドバイザー
呉服屋大手で、着物販売や着付けの経験をもつ
異色のキャリアアドバイザー。
特に神戸市・西宮市における医療法人とのパイプは強く、新卒~中途採用のキャリア支援を一手に担う。
休日は、銭湯や一人立ち飲みにも行く、
マイペースなアラサー。
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