キャリアアドバイザーとして多くの求職者様の履歴書を日々チェックしていると、内定が出る人と、不採用になる人は、ほんの3秒でわかります。今回は、不採用になる方の履歴書の内容がどんなものか、お伝えします。
履歴書は一瞬で評価される。
「履歴書をパッと見たら大体その人の性格がわかります。」
ある大阪の大きな民間病院の採用担当者様とお話していた時の一言。詳しくお話しを聞いてみると、まずは「基本ができているかどうか」を判断するとのこと。
例えば、
和暦もしくは西暦で統一しているのかどうか。
『こっちは平成、ここは西暦と、統一感もなく書かれている事が、自分で「おかしい」と感じないのは問題でしょ。』
もう一つ。
履歴書を作成する時点で間違えることもあるかと思いますが、
修正ペンを多用していることもマイナス評価に繋がることがあります。(関連記事/履歴書の作成は手書きの方が正解?それともパソコンでやった方が正解?)
そもそもこの転職が人生を変えるかもしれないのに、
読み手に自分がミスをしたことがわかるのをそのままにしておける神経が??となる人事担当者も多いようです。
この場に来るまでに何日も余裕があったはずなので、ほんの5-10分かけて、一から綺麗な履歴書を作成しようとは思わなかったのか?と。
確かにおっしゃる通り。
こんな基本的なことを大事にできない人に繊細な仕事ができる人か?患者の変化に気づける人か?同僚にも気を配り協調性を発揮できる人なのか、と。
また以前にも取り上げたが、
「写真」は大きなポイントになるとのこと。
(関連記事/これで書類選考は一歩有利!?3人に2人の看護師が失敗してしまっている履歴書の盲点とは?)
もちろん、写真スタジオで撮影した方が印象が良いのは変わりませんが、スピード写真だからといって大きな減点にはならないとのこと。
写真は、中身と貼り方!
それよりも
「写真の中身と貼り方」が大事なのは間違いないです。
スーツやシャツを着用していない人、私服で撮っている人がいるが、なぜこの思考になるのか考えられないとのこと。(写真に映る上半身だけでもいいので、シャツ・ジャケットの着用はマナーと考えましょう)
なかなか
高い確率でこのような方は、写真の切り方貼り方が、雑とのこと。「受かる気があって、ココで働きたいと思っている人がこんな雑なことするかな?と。頑張ります!と面接で言ってもらっても、写真の中の貴方はそんな感じしないよ!って心で思います。」と
まぁいっか!と思って妥協したその僅かな気持ちや作業が、貴方のキャリアや想いの多くの説得力を奪うことになります。自分で自分の足を引っ張る結果になっている事に気づかない人が多いとのこと。
履歴書は手を抜かないこと。
ただ、
まだまだ医療福祉業界の転職者が用意する履歴書は雑なものが多いので、「ちゃんとする」だけで評価に繋がりやすいのです。転職サイトを利用される方も増えていますが、丁寧に履歴書の添削などもしてくれるところは、そこまで多くないと聞きますしね。
しかも今はスマホの時代。「ちゃんとする」方法や履歴書の書き方など、手元で調べれば一発で出てくる時代。
例えば、「退職」と書くのか、「一身上の都合により退職」と書くかその人次第であるが後者なら勝手に加点されるということ。
面接で受からない!書類選考が通らない!面接での反応がイマイチだ!なんて方は一度冷静にご自身の足元を見ることをオススメします。自分で自分の足を引っ張ってませんか?
(関連記事/早期退職する人、転職を繰り返す人はベクトルに問題あり?)
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《今回のコラム寄稿者》
KAMI/SHERPAキャリアアドバイザー
呉服屋大手で、着物販売や着付けの経験をもつ
異色のキャリアアドバイザー。
特に神戸市・西宮市における医療法人とのパイプは強く、新卒~中途採用のキャリア支援を一手に担う。
休日は、銭湯や一人立ち飲みにも行く、
マイペースなアラサー。
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