面接の際に、不採用になるケースは様々理由がありますが、見学の時に院内を歩く音で不採用になるケースもあるようです。さて、どういうことでしょう?

注意したいヒールの音。
看護師様の転職の場合、多くは病院の面接を受けることが多いですが、なかには有料老人ホームなどの介護施設や、クリニック、訪問看護ステーション、保育園などのケースもあります。
そこで、想像してほしいのですが、有料老人ホームやクリニック、保育園などでは、施設内に入る時はだいたい靴を脱ぎます。そこに置いてあるスリッパなどに履き替えることがほとんどです。
ただ、病院の場合は履き替えることなく、そのまま病棟見学をするケースが多いです。
その際に、
気になるのが「歩く時の音」。
ややヒールの高いものや、サイズ違いのもの、
慣れない革靴・パンプスを履くことで、静かな病棟内に違和感たっぷりなコツンコツンという嫌な音が響き渡ります。思っているよりも目立つ音になってしまい、なかなか落ち着いて見学ができない可能性もございます。
なかなか見学がしっかりとできないと内定をもらったあとでも、実際に働く時のイメージがつかないので、迷ってしまうということも相談のケースとしては多いです。
(関連記事/複数内定が出て迷っています。どうやって決めるべきでしょうか?)
周囲に気を遣えるか。
この歩く時の音が原因で、不採用になる病院も実際にあります。院内見学を申し出る際に、あらかじめ注意される病院もございます。
細かいところまで、しっかり目を配っているのが管理職の仕事。病院内で入院されている患者さんの細かい状況もしかり、そこで働く看護師さん含めスタッフの方の状況についても、気になるところはすぐに目についてしまうんですね。
また、直接的に採否に大きな影響は与えなかったとしても、自分の行動がどのように周りに影響を及ぼすか、という観点で考えると、面接前にしっかりと服装、靴などについても身だしなみについて確認しておくことがベターかと思います。
(関連記事/実は、面接で不採用になる看護師が増えている!?その内定を左右するのは、面接対策だ!)
見学時にいかに情報収集できるかが勝負!
また転職相談に乗っていると、
入職を決めた瞬間というのは、実は『見学時の看護部長さん、人事担当者さんの印象が良く、気になるところについてしっかりと教えていただいたので実際に働くイメージがしやすかった』というものが多いです。(関連記事/転職や就職の際は、職場の見学の〇〇に気をつけて。)
看護部長様や、人事担当者様も感情のある人間です。やっぱり内定を出したいな!と思う求職者様については、自然と気持ちのいい見学や質疑応答になりますし、逆はトーンが下がってしまいます。
何かご縁があって、面接や見学まで進んだ案件です。
是非、貴重で有益な時間にしてほしいなと思います。
面接前に不安などがある方、履歴書作成であったり、面接対策、当日の服装など、お気軽にご相談いただければ幸いです。
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≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
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