最近はデパートやコンビニなどの、あらゆる場所で販売されているおせち料理。豪華なおせち料理の写真に予約受付中! などと書かれたポスターを見ると、今年も終わりやなぁ。としみじみ思ってしまいますが、そもそもおせち料理って?
おせちの起源。
おせちの元となったものは、150年以上前には始まっていたとされ、今のようにお重に詰める形になったのは、明治以降頃と言われています。
現在では、ローストビーフやマリネなどの西洋料理や、中華料理などが詰められているものもたくさん出ていますが、基本的に一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢につけたり味を濃くするなど、日持ちするものが多く詰められています。
これには、三が日分の食事として常備しておき、お正月ぐらい女性を家事から解放するため、という説があります。
おせちには一つ一つ意味がある!
実はこのおせちは、
たくさんの意味が込められている縁起物のオールスターなんです。
例えば、鮮やかな色でドンっと目立つ エビの焼き物。伊勢海老や車海老が主流かと思いますが、
このエビは長寿を祈願した縁起物なのです。エビのヒゲが長く、腰の曲がった様子から由来しています。またエビは脱皮を繰り返すことから、
出世を願うものともされています。
また、お腹いっぱいでも、ついつい目の前にあると手が伸びてしまう黒豆。ただの豆ではなく、あえて黒豆なのには、
黒色には魔除けの意味があるのと、黒く日焼けするほどマメに働けるように、
無病息災の意味が込められています。
その他にも、我が家では父以外は手をつけないので、毎年余りがちな昆布巻き。これには、「喜ぶ」の語呂合わせと、「昆布」に「子生」の字をあて、
子孫繁栄を願うという、少し強引なモノもあります。
あとは、お正月以外にはあまり食べる機会がない伊達巻には、巻物に形が似ていることから、
学問・教養を願っていたり、酢の物や飾りで使われるレンコンは、穴が多くあることから、
将来の見通しがきく、という見た目から意味が考えられたものもあります。
などなど、、、、これ以外にもいろんなお料理が詰められるお重。
このお重に詰めることも、めでたさを「重ねる」という意味の縁起を担いだものなのです。
料理を始める1年にしてみます?
ここまで徹底して縁起物にこだわっているなんて、おもしろくないですか?
ぜひ来年のお正月は、ご家族やお友達とどんなゲン担ぎの意味が込められているお料理なのか、考えながら食べてみてください!
また毎年毎年、年末年始は夜勤に入っていて家族と過ごした記憶がない、しばらく実家のおせちを食べてない、なんて看護師様。なかなか現場の人員不足などもあって難しいかと思いますが、ご無理なさらないようご自愛くださいね。
(関連記事/20代看護師は通る道!?年越し夜勤の実態とは・・・)
では、2018年大変お世話になりました。
みなさま、良いお年をお迎えください!(来年の元号は何になるんでしょうか?平成生まれの私は気になります。笑)
2019年も、SHERPAを宜しくお願い致します。
《今回のコラムの寄稿者》
KANA/SHERPAキャリアアドバイザー
美容室・アパレル・専業主婦からのSHERPAへ。
「売り込みや営業はできないけど、
人と話すことは好き!」をベースに、
求職者・法人を問わず、リピーターを急拡大する
会話の名キャッチボーラー。
ストレスが溜まった時は、ジャルジャルのコントを
自らに処方するcuteなアラサー。
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