最近は転職活動も活発化してきて、年明け1月から4月にかけて法人様・求職者様共に動きが激しくなってきました。面接の内容も法人様によって様々で、welcome面接もあれば、ちょっとピリッとした面接まで色々です。実は「関西弁がNG」という職場があるのですが・・・

アットホームな面接が・・・
先日、同行させていただきました面接で、以下のようなことがありました。
「とてもアットホームな職場で、先輩後輩の関係性はあるものの、しっかりとコミュニケーションも取ってみんな仲がいいです。」と、ニコニコしながらお話しいただき、「緊張せんでいいよ!私まで緊張するから!」とガハガハ笑いながら対応していただく、すごく感じの良い人事担当者様でした。
(関連記事/看護師にそこまで言っていいの⁉面接の際にぶっちゃけてくれた法人の心意義に感謝。)
しかも、求職者様と同郷で地元トークで大盛り上がり!
変な言い方なのですが「面接らしくない面接」でした。
もちろん面接なので、しっかりとした敬語でお話ししていましたが、ふとした瞬間に「関西弁」がチラホラと出ているな~という印象でした。
「ぜひ、前向きに考えてください!」とお言葉までいただき、面接は終了。
求職者様もとても印象が良く、こんな職場だったら本当にうれしいですし、行きたいです!とキラキラしておりました。
順調に職場も決まるのかな?と思っていた矢先、
まさかの「不採用」となりました。
不採用となった理由とは?
理由をお伺いしたところ「利用者との関わりに不安を感じる。」との回答でした。
具体的にお話しを聞くと「~ですけどね」などの「ね」や語尾が気になるとの事。
どんなに空気感がそういった形でフランクなものに作られていたとしても、しっかりと対応すべきである。というのが法人様の回答でした。
確かに仰る通りです。
目上の方とお話をする、利用者(お客様)とお話をする際はそうあるべきだと思います。
なかなか、関西にどっぷりと浸かっていると何が関西弁で何が標準語かわからなくなりますが、なんとなくですが、自分の中で目上の方に使う関西弁ってないですか?
実は知らないところで出てしまっているかもしれません。
関係性を構築するうえである程度のフランクさが出せるというのは、私は個人的に良いことだと思いますが、面接という場ではやはり不釣り合いなモノ。
気を付けないといけないなと改めて勉強になりました。
関西弁がマイナスになる時もある。
こちらの求職者様は、もともと各利用者様や職員間でのコミュニケーションはとても上手にとり、役職など重要なポジションの補佐役として仕事に勤しむ事もあるお方でした。
普段はそんなにフランクさが出る方でもなく、同郷で地元トークに花が咲き、ちょっと気が緩んでしまったのかなと。
実際その方は別法人で再度就職活動をして、職場もきまり、今では誰よりも頼られる先輩になっていると法人担当者様からお電話を頂くほど、中心になって頑張っているそうです。
私も、札幌で勤務しているときに「関西弁禁止」がありましたが、二言目には関西弁が出ていたこともあり、何度も怒られていました(笑)
だからこそ、面接など大事な日を控える学生や看護師さんに言いたい事ですが…
関西弁には気を付けなはれや!!! です。
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《今回のコラム寄稿者》
KAMI/SHERPAキャリアアドバイザー
呉服屋大手で、着物販売や着付けの経験をもつ
異色のキャリアアドバイザー。
特に神戸市・西宮市における医療法人とのパイプは強く、新卒~中途採用のキャリア支援を一手に担う。
休日は、銭湯や一人立ち飲みにも行く、
マイペースなアラサー。
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