厳しいプレッシャーや、ストレスの中で戦い続けるというのは、どの業界も同じことかもしれません。ただ、看護師とプロ野球選手は、キャリアの序盤において起こるパターンは驚くほどよく似ています。なぜ、看護師とプロ野球選手が同じパターンになるのか?それは・・・
マネーリテラシーがないまま。
看護師を目指す学生の多くは、学校を卒業する前に採用試験を受け、内定を受けた医療機関で勤務することになります。
(関連記事/お金を守りたかったら、〇〇の時に看護師と名乗るな!看護師専門のFPが教える、お金の守り方。)
給与、奨学金の肩代わり、寮、様々な条件のもとでキャリアをスタートさせます。
そして、少し前まで遊んでいた同年代の友人よりも、
給与の差が開くことになります。(比較する友人に、OL、保育士、美容師、トリマーが混ざるので、相対的に開きが大きく感じるケースが多い)
しかし、
お金を管理する能力を、収入と比例して持ち合わせていることはほとんどないでしょう。
また、プロ野球選手になる人も、多くは高校や大学卒業後、ドラフトによってプロ野球チームに入団します。
契約金、年棒、選手寮など、様々な条件提示を受けて入団に至りますが、少し前まで一緒だった友人たちとは収入において1年目から大きく差が開きます。
同じように、
急激に増えたお金を管理する能力は、持ち合わせていることは少ないでしょう。
この時にやってしまうのが「生活水準を大幅に上げる」ということです。
生活水準を上げることは、悪い事ではありませんが、状況が悪くなってしまった時に下げることが難しくなるため、お金を管理できなければ自分の首を絞めることになります。
ちなみに、聞くところによると、看護師もプロ野球選手も、親にお金の管理を任せているという方は、意外と多いようです。
ポジションと市場価値。
看護師も、野球選手も転職(移籍)するときは、同じような理由のことが多いでしょう。
もっとスキルを上げたい、もっと自分を成長させたい、もっと自分を評価してくれるところでプレーしたい。また、上司(監督)と合わない、トップと考え方が合わない、同僚で合わない人がいる、自分の居場所を感じることができない、自分の場所を奪われた、家庭の事情で今のエリアで働くことができない、などなど。
この時に、
自らのポジションがしっかりあれば、看護師もプロ野球選手も、市場価値に伴って転職や移籍もスムーズにいくことが多いですが、困るのはポジションがない場合。
つまり、「自分はここの領域なら活躍できますよ、この条件でね。」と言えて、お買い得だと思われたら、採用・獲得されるでしょう。
逆に「あまり、ここの領域は任せろというのはありません。(でも生活水準高いので)条件はチェックさせてください」
このような人材を採用したいと思うのは、優良チームでしょうか?それとも、人材に困っているチームでしょうか?
そして、
アナタがプロであるなら、どちらのタイプの転職がしたいですか?
自らのキャリアの強みを堂々と語り、必要としてくれる場所を求めますか?
それとも自らのキャリアに強みを持たず、条件だけで求人を検索しますか?
お金の管理を見直したい、キャリアの強みを作りたい、という方、お気軽にお問合せください。
大阪・兵庫・京都で20代看護師の就職・転職・アルバイトならSHERPAにお任せください。
※SHERPAでは、まだ野球選手のキャリア支援までは守備範囲ではありませんので、あしからず。
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
お仕事のことでお悩みの看護師さん、
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