先日、とあるエリアの医療法人様へSHERPAスタッフが訪問した時のこと。どこの病院の担当者様も「あること」に口をそろえて怒っていたと。今回は、良い人材を獲得・定着させたいとお考えの人事担当者様に向けたお話です。

広告費の高騰
ここ最近、看護師さん含め、転職業界の人材紹介における紹介手数料を上げている会社が多いようです。とある病院の看護部長様によると、紹介手数料を上げることそのものについては、別に問題はないと。
ただ、コンサルタントのサービスの質であったり、紹介してくれる看護師の質であったり、そういった諸々の質が上がっているなら、何も問題なくお金を払いますが、紹介会社のモラルもあれば、コンサルタントの個人レベルにばらつきがあるし、連絡であったり、情報共有がなされていないので、納得がいかないというのです。(仰る通りです)
紹介手数料が高いと感じた人事担当者様は、紹介会社に同じような質問をすることが多いようです。
「なぜ、紹介手数料が上がっているの?なぜ、紹介手数料がそんなに高いの?」と。
紹介会社の返事はいつも同じだそうです。
「広告費が高騰してまして・・・」
人材紹介会社を利用する法人様、上記のこと言われたことありませんか??
実は、広告費は高騰していない?
広告費の中でも、リスティング、アフィリエイト、LP、SNS、メール、動画、紙媒体など色々とあります。(関連記事/乱立する看護師の転職サイト。ところで、転職サイトのランキングはどこまでアテにできるの?)
しかし、これらの広告費そのものの相場というものは、ある程度はあります。以前の3倍の料金を払わないと、アフィリエイターが動かなくなったとか、4倍の料金をかけないとLP制作できなくなったとか、そういった手に負えないような、高騰が起きているのでしょうか?
そうではなく、単純に紹介会社が広告費にたくさんお金を使っている、というのが本当のところでしょう。(関連記事/看護師の転職サイトにおける、おとり広告、ダミー求人に一言、二言。)
そうでもしないと、登録者が集まらないから。言い方を変えれば、それだけ広告費をかけないと登録者が集まらない体質になっているということになります。(紹介会社と、求職者の信頼関係が問題でしょう)
これは、広告費の高騰という外部環境のせいではなく、投下資本効率という内部環境の問題です。
例えて言うなら、もっと集客したいと考える定食屋さんが、広告宣伝費にお金を使い、集まったお客さんに対して広告費が高騰したから定食代を100円値上げします!というのと、理屈は同じなわけです。
仕入れをしてる市場を変更して、高品質な食材を使うことにしたから100円値上げします!ということなら、お客さんも納得できるかと思いますが、集客のために宣伝費使ったから値上げします、は納得できませんよね?
SHERPAでは、今後もweb広告費には資金を投入するつもりはございませんので、法人様に対しても「広告費高騰」を理由に紹介手数料の値上げをしたり、返金規定を短くすることは一切ございません。
採用のことでお悩みの法人様、SHERPAまでお気軽にお問合せください。
大阪・兵庫・京都で20代看護師の就職・転職・アルバイトならSHERPAにお任せください。
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
お仕事のことでお悩みの看護師さん、
まずSHERPA(シェルパ)にご相談ください!
お問い合わせ