以前、30代前半の准看護師様と転職についてのお話をしていた際、キャリアアドバイザー冥利につきる一言をいただきました。今でも、求職者様のサポートに関わる際に、心に残っているその一言とは・・・
全部任せます。
一度の面談だけでなく、複数回にわたり面談を重ね、メールや電話でも都度、転職に関して(転職するしないということも含めて)ご相談に乗らせていただいていた、とある30代前半の准看護師様。
将来的に、看護師資格を取得したい、できるだけ長く勤務したい、家庭とのバランスもとりたい、ナドナド。
色々なお話をし、
まずは進路の方向性を確認していくことになりました。
ある程度、方向性が決まり、次にどういった病院を検討していくか、という話になった段階で、驚きの一言を言われたのです。
『どこで働くか、すべてアナタにお任せします』と。
『え?どういうことですか?』と当然聞き直します。
夜勤をしてもいい。
日勤だけでもいい。
休みの希望も特にない。
通勤も気にしない。
外来でも病棟でもいい。
『決して、どこでもいいというわけではなく、あくまでアナタが提案してくれるところは、しっかりと理由があってのことだと思います。ウソをつかないこともわかってるし、医療機関のことも他の会社の方よりも詳しく教えてくれる。一生懸命に自分の進路のことを考えた結果、提案してくれるのがわかってるから、納得できると思います。だから行けって言われたら、どこでも行きます』と。
大事なのは、条件よりも信頼関係。
ここまで言っていただけたことが、正直嬉しかったです。
自分自身も、転職サイトを見たこともありますし、キャリアアドバイザーに相談したこともありますので、担当者にきっとこんなこと言わないだろうし、言えないって思うぶん、
自分が転職する時にここまで思える人がいたらいいな、と客観的にそう思ったのです。
(関連記事/なぜ、看護師はわざわざ転職サイトを使って転職するの?)
そう考えると、
ご本人が転職するうえで大事にしていること、そういった部分にしっかりと寄り添うことができたのかな、と考えるわけです。(関連記事/転職するなら今よりいい条件の会社。「いい会社」って何だろう?)
人それぞれ、就職したり、転職したり、休職したり、色々とあるかと思いますが、
何のためにそうするのか?といった大事な部分にしっかりと寄り添いながら、今後も関わる看護師様のキャリアをサポートできたらな、と思います。
これからどうしていこうかな?と漠然と悩んでいる看護師様、お気軽にご相談ください。
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≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
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