美容クリニックへの転職を検討される20代~30代の看護師さんからのご相談も多く、面接対策もやらないといけないことは、実は多いのですが、面接対策も兼ねて、是非ご自身にも問うてほしいことがあります。それは・・・

病院と美容クリニックの面接の違い。
美容クリニックの面接内容は、イメージされている方も多いかと思いますが、病院等の面接とは違い、一般企業のような細かい質問が割と飛んできます。圧迫面接とまでは言いませんが、答えにくいような質問もあるかもしれませんね。
(関連記事/美容クリニックの面接で飛んできた究極の2択の質問と、それに対する看護師のお見事なアドリブについて。)
志望動機や、前職の退職理由、美容クリニックのイメージはもちろんですが、もっと抽象的な問いもあります。
その中でも顕著なのが、
「今後のご自身のキャリアをどう考えてますか?」という内容。
これ、なんと答えますか?
質問の意味は?
「今後のご自身のキャリアをどう考えてますか?」と、いきなり聞かれたら、なかなか答えにくのではないでしょうか?
3年後のこと?5年後のこと?看護師としてどうなっていきたいかを聴いてるの?出産とか育児とかそんなことも含めての質問?と、質問が抽象的過ぎて、普通は戸惑うはずです。
しかし、上記の質問。
人事担当者様の立場から、言葉を言い換えると、もっと意図がわかりやすくなります。
「ぶっちゃけ美容、どれぐらい続けるつもりなの?」
これと、ニアリーイコールだと考えてもらってOKです。
美容クリニックの場合、
20代後半の看護師さんが病棟勤務の後に転職希望されることが多く、『美容に前から興味はあったけど、若いし今のうちしかできないから、受けてみよっと』という考えで来てる看護師なのか、それとももっと真正面から美容を考え、30代になっても、40代になっても、外来に限らず美容医療に携わっていきたいと考えている看護師なのか、がここが問われているのです。
やはり、採用する側も本気です。軽い気持ちで、来てほしくない。また、教育していくにも時間とお金がかかりますからね。なので、最初にある程度、見極めたいのです。
(関連記事/日勤のみで年収500万円。金額よりも、人間関係が良過ぎて仕事が楽しくなっちゃった、美容クリニックへ転職した看護師さんのお話。)
さてさて。では、どう答えるのがいいのでしょうか?
まずは、自問自答すること。
内定をとりあえずもらう、ということが目的であれば、テキトーに合わせることも可能ですが、そうなるとなかなか仕事がスタートしてからが、厳しくなると思います。
自分が、ホントにどうキャリアを積んでいきたいのか。
看護師として、どのようなスキルを積んでいきたいのか。
また仕事以外の部分では、どのような時間を大事にしていきたいのか。
そういったことをしっかりと自問自答し、「美容の世界に飛び込んだとして、自分はそこでどれぐらい仕事を続けるのか?」ということを確認してみるのがオススメです。(関連記事/転職で検討する看護師が増えている美容クリニック。美容外科と、美容皮膚科の違いって?)
最終的には、やっぱりやってみないとわからない!ということもありますが、それならそういった考え方の人も歓迎の職場と、そうでない職場もありますので、一度お悩みの方はご相談くださいませ。
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≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
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