病院の面接は、どこもほとんど同じような内容だろう、という誤った認識と準備不足により、志望先の職場の面接で不採用になる看護師さんが増えております。最近の面接は、難しくなっているのでご注意を!

変わりつつある病院の面接。
ほんの数年前まで病院の面接と言えば、世間一般的には面接といえるレベルのものではなく、その場で『いつから来れますか?制服は今から測りましょうか?』と、とにかく話が早かった、とイメージをお持ちの方も多いかもしれません。(もちろんすべての病院がそうではありませんが)
そういったイメージをお持ちの看護師さんも多いため、実際に求人のご案内をし、面接が決まった段階で『面接対策をしましょう!』と伝えると、『え?本当ですか?』と驚かれる、困惑される方も珍しくありません。
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おそらく、カチッとした内容の面接を受けたことがあまりないのだと思われますが、
ここ最近は看護師の定着率向上のため、職場環境の整理はもちろんのこと、面接での採用基準を強化している病院も着実に増えております。
それと同時に、
看護学部や看護学校の新設により、毎年看護学生の数が右肩上がりで急増しており、都市部を中心に以前ほど看護師が売り手市場ではなくなってきていることも要因としては考えられます。
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さて、アナタが受ける志望先の面接。
面接を受けるぐらいだから、ある程度志望度は高いはずです。
貴重な時間を割いて、面接を受けるわけですから、できれば内定が出た方がいいですよね⁉
面接の内容を事前に把握すること。
病院や施設、その他、法人によって
面接のスタイルは様々です。
履歴書の左上から順番に住所、名前、学歴、職歴、といった形で書類を見ながら、順番になぞっていってくれる面接もあれば、履歴書を確認せず、いきなり1分間で自己紹介をしてください、という面接もあります。
前者のように、履歴書をベースにして、出身や、看護学校などの話から人事担当者様が自分自身との共通点、もしくは、在籍しているスタッフとの共通点を探しながら、勧めてくれるアットホームな面接であれば、比較的に応募者の良さも引き出してもらえることが多いですが、1分間で自己紹介をしてください、大事にしている看護観を述べてください、と言われると言葉に詰まる方がほとんどです。
アナタが受ける職場の面接はどういったスタイルの面接になりそうでしょうか?
面接官は何人いますか?
優しい雰囲気で進みそうですか?
過去の退職理由などを細かく聞かれる可能性が高いですか?
筆記試験はありそうですか?
併願応募に寛容な職場ですか?
配属希望は強く伝えても大丈夫ですか?
そういったことを事前に知らなくても、当日に何が出てきてもすべてスムーズに答えれそうなら、特に心配はする必要はないかと思います。
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しっかりと自分の言葉で伝えよう。
またSHERPAでは、しっかりと面接の内容を把握し、どのように伝えていくか、ということも一緒に考えさせていただいております。
ただし、原稿などを用意し、それをすべてそのまま読んでもらう、ということではありませんので、あしからず。
大事なことは、ご自身の言葉でしっかりと志望動機や退職理由、これまでに経験されてきたことを人事担当者様に力強く伝えるということです。
どういったことに気をつければ、誤解がないように人事担当者様にしっかりと聴いていただけるか、そういった部分をSHERPAでは面接の前に共有させていただいております。
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転職が決まり、気分良く勤務していただけることで後日にお礼を言っていただけることもありますが、
面接対策をしてもらっていたおかげでしっかりと自分の思いを伝えることができた、と採否がわかる前にお礼を言われることもあり、それは実に嬉しいことであります。
是非、進路にお悩みされている看護師様、お気軽にご相談くださいませ。
大阪・兵庫・京都で20代看護師の就職・転職・アルバイトならSHERPAにお任せください。
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
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