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お仕事 - UPDATE 2020/04/08

退職届を受理してもらえなかったら、どうすればいいの?

転職活動をしていて新しい職場が無事に決まったのに、今の職場に退職することを正式にお伝えしたら、人がいないから退職についてスムーズに話が進まない、、、なんてことはよくある話です。ただ、退職届についても受け取ってもらえない場合はどうしたらいいのか?今回はそんなお悩みについて。


受け取ってもらえない場合は・・


今回のようなケースについては、同様のケースも多いので、SHERPAの顧問弁護士にも都度相談をし、回答をもらっていますので、そちらを踏まえながらお伝えできればと思います。(お知らせ/ グロース法律事務所様との顧問契約について。

 

基本的に受け取ってもらえない場合は、完全ブラックなので労働者様が気にすることはありません。

 

退職届については、雇用主が受理して初めて退職について双方が合意、、、ということではなく、労働者からの一方的な通知のみでも法律的に有効となります。

 

ただし、労働基準法の見地から退職日の2週間前までには、労働者であるご本人が雇用主に対して退職の意思を告知していたことを証明できることがベターなので、手渡しで受け取ってもらえない場合については、配達記録の残る特定記録郵便で退職届を郵送してもらうのがベスト、とのことです。

 

余談ですが、ドラマの1シーンで、かなりデキる上司が、部下が出してきた退職届を破り捨てる・・みたいなことが双方で成立しているかっこいいシーンがありますが、あんなのは実際の退職交渉の現場では皆無に等しいかと思います。


既に退職日まで2週間を切ってる場合は?


仮に、退職日が年度末となる3月31日と決まっているにも関わらず、退職届を渡そうとしたが全然受け取ってもらいない・・・なんてやり取りが続いてるうちに、3月20日を過ぎちゃった。みたいなことがあったとしましょう。実際に、今年度末も同様のケースは相談がありました。(関連記事/就業規則と労働基準法。優先されるのはどっち?

 

そんな時は、すでにご準備いただいていた退職届の内容に○年○月○日に、○○様に渡したが受理してもらえなかったため、書面郵送にて告知する形を取らせていただきました、と追記しておくとベターとのこと。

 

そんな展開になると、気まずい雰囲気で、通常業務や引き継ぎどころではないかと思いますが、それは退職交渉をここまで難航させている経営者や担当者の責任であり、退職をされるご本人は何も気にする必要がありません、と顧問弁護士からも回答があります。


次の職場と自分の未来の為にも。


何よりも、労働者であるご本人が通常のステップを踏んで退職の手続きを現在の勤務先でしてもらっているのに、その職場の事情によって(大抵の場合は、人不足なので今辞められたら困るというものですが)、新しいチャンスを逃すというのは、とんでもない機会損失なわけです。

 

そういった機会損失を無くし、職業選択に関する自由を保証しているのが労働基準法になりますので、長く勤務してきた職場であればあるほど後ろ髪を引かれるような気持ちはわかりますが、しっかりとご自身で線引きをしていただくことが大事です。(関連記事/機会は鳥の如し、飛び去らぬうちに捕らえよ。

 

また、そういう時こそ気持ちよく送り出してくれるような職場であってほしいですよね。

 

しっかりと退職手続きを済ませて、次の職場で活躍ができるよう、お祈りしております!(関連記事/転職時に必ず発生する社会保険の切り替え。微妙な空白期間がある場合はどうする?

 

 

≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。

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