忙しくて、なかなか自分が思っている看護が患者さんにできていない。「あとで、すぐ来るね」と声をかけたまま、そのままになっているなんてことは、しばしば。なんてことを、積み重ねているうちに、もっと寄り添うような看護をしたいと考え、転職を考える看護師様も少なくありませんよね?
寄り添う看護
どうしても病棟勤務をしていると、1つの業務を行っている時に、別の業務が入って、それに対応している時に、またまた別の業務が飛び込んでくる。そんな流れになってしまって、なかなか患者さんとの細かい会話や、情報をキャッチしていくことが難しくなってくる看護師様も多いようです。
特に急性期の病棟であったり、人数が少ない現場で勤務されている看護師様の場合は、そのようになりがちで、
「自分の業務が落ち着いたタイミングではなく、患者さんが求めるタイミングで傾聴してあげたい」と、このような自分の気持ちにだんだんと気付くことも。
しかし、訪問看護であれば一人ひとりの利用者さんに対して、時間が決まっており、途中で他の業務が入ることも基本的にはないために、目の前の患者さんに対して、しっかりと向き合えるということで、訪問看護の世界へ足を踏み入れる看護師様も最近は多くなってきています。
退院したあと
また退院調整などの業務を担当している看護師様が、
「この病院を退院した後、この人はどんな生活を送っているのだろうか?」という懸念や責任感から、訪問看護をやりたい!と思う方も、いらっしゃいます。
看護学校の実習にも在宅が取り入れられているためか、とりわけ20代後半の看護師様が訪問看護師としてのキャリアをスタートさせることも、最近のトレンドです。
上記の看護面とは別に
雇用条件という現実的な側面で、訪問看護へ転職される方も多いです。
夜勤がなく、日祝休みが多く、給与水準も高い。このような雇用条件が、家庭状況(特にママさんナース)とマッチするので、以前より関心のあった訪問看護をやってみる、という方も多いです。(関連記事/
新婚さんには求人がない!?理想の職場の見つけ方、伝授します。)
決意の瞬間
さて、上述のような看護面や雇用条件面を魅力に感じて、訪問看護への転職を検討され、実際に訪問看護師として、キャリアを積み重ねていくと決意された看護師様の面接に同行した時のお話です。
その時に訪問看護ステーションの管理者様に教えていただいた、訪問看護の魅力がギュッと詰まったお言葉を添えて締めたいと思います。(関連記事/
看護師にそこまで言っていいの!?面接の際にぶっちゃけてくれた法人の心意義に感謝。)
『訪問看護はしんどいこともありますが、やりがいはめっちゃあります。利用者さんのお家に行けば、カレンダーがあって、そこに私たちが行く日のところは大きく印がついてて、家族さんも楽しみにしてくれてるんです。利用者さん本人だけではなく、その家族さんや、他のワーカーさん達と連携を取りながら、その利用者さんがどうやって楽しく人生を送っていけるか、皆で作りあげていくドラマなんです。利用者さんそれぞれにドラマがあって、そこには感動もあるし、トラブルもあるし(笑) 業務に追われていた病棟の時には感じれなかった、感覚がありますね。また、病棟の時はなんだかんだ言って安心じゃないですか。分からないことあれば、先輩にすぐ聞きに行けるし。でも、訪問看護は現場に一人で行くから、基本的には自分で対応しないといけない。まぁ緊急時にはドクターや、管理者に連絡してくれたらOKですけど、それでもやっぱり不安です。でもね、これ毎日やってたら、自分がめっちゃ成長します。一人ひとりが、自立しますからね。だから我々は、少数精鋭の特殊部隊みたいなもんですかね(笑)』
面接を受けていた看護師様、これを聞いてワクワクしちゃったみたいです。
アナタもこれを読んでワクワクしちゃったなら、きっと訪問看護に向いてると思いますよ!(関連記事/
もっと素晴らしいはずの自分を探すための転職。)
SHERPAでは訪問看護の案件も、非常に細かいところまでヒアリングして情報整理しておりますので、ご検討されている方は、是非お気軽にお問合せください。
大阪・兵庫・京都で20代看護師の就職・転職・アルバイトならSHERPAにお任せください。
≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント
自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。
お仕事のことでお悩みの看護師さん、
まずSHERPA(シェルパ)にご相談ください!
お問い合わせ