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ネットの情報はどこまでホント？

「一社面接が決まっているのですが、実はその病院、あんまり良い噂が書かれてなかったんですけど大丈夫ですか？」と看護師様からご相談がありました。

 

ご自身でお仕事を探していたようで、条件面・距離などもとてもよく、まずは受けてみようと勇気を振り絞って面接依頼を直接したところ、すんなりと面接のお時間を頂けることになったそう。

 

ここまでを聞けばとても順調なお話なのですが、この看護師様は今話題のiPhone Xで検索し、ある掲示板にたどり着き驚愕…。その職場の、あまりにも酷い噂話がその掲示板で繰り広げられていて、とてもじゃないですが、面接に行きたいと思えません！とご相談していただきました。（関連記事/忙しい現場って、だいたい人間関係って良くないの？）

 

確かにその掲示板内で繰り広げられる「噂話」は数ある病院の中で、わざわざそこに行かなくても良いかなと思う内容でした。

ガセネタも多いのがネット。

しかし、ネットの情報は正しい事もありますが、事実と大きく異なる事も多くあります。

 

私自身もその病院の事務長様や看護部長様、また働くスタッフの方からお話をお伺いしてしましたが、一切そんな事実はございませんでした。病院にその掲示板をお話しし、すぐにその掲示板の記事を削除してもらうという結果になりました。（関連記事/乱立する看護師の転職サイト。ところで、転職サイトのランキングはどこまでアテにできるの？）

 

実際に今働いている人が書いていたのか、それとも過去に入職していた人なのか、はたまた全然看護師様でもない人が書いていたのか、そのあたりはわかりません。そんな情報に振り回されるなんてちょっと憤りを感じました。

 

結果、この依頼を受けた看護師様は安心して面接に行くことができ、今ではバリバリ働いています。

 

この事例で感じたことですが、「ネットの情報は怖い」という事です。

 

確かに今回は悪い情報が結果的に良かったというパターンですが、これが逆だったら…と考えると本当に怖いなと。「ワクワクしながら入ったのに、人間関係も衛生面も不安、残業もある…。」なんてお話しもよく聞きます。

百聞は一見に如かず。

実際に興味のある職場で現状働いている看護師様や関係者様のお話をもとに決めていければ、そんな事態は起こらなかったのに…なんて思う事が多々あります。（関連記事/看護師の転職サイトにおける、おとり広告、ダミー求人について一言、二言。）

 

SHERPAでは、過去入職した看護師様や、看護師様のご紹介等で大阪の各病院の生のお声を届けることができます。

 

是非、今気になっている病院やクリニック、面接を考えている、なんて方がいらっしゃればいつでもお声がけくださいませ。悔いのない転職活動に一緒にしていければと思っています。

 

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《今回のコラム寄稿者》
KAMI/SHERPAキャリアアドバイザー

呉服屋大手で、着物販売や着付けの経験をもつ
異色のキャリアアドバイザー。
特に神戸市・西宮市における医療法人とのパイプは強く、新卒~中途採用のキャリア支援を一手に担う。
休日は、銭湯や一人立ち飲みにも行く、
マイペースなアラサー。