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お仕事 - UPDATE 2022/07/04

イマドキ?圧迫面接してくる会社に思うこと。

これまでいろんな面接に立ち会ってきました。涙が出るほど感動するような面接もあれば、怒りがこみ上げてくるような面接もありました。仲介している立場として、面接において大事だと思っていることを率直にお伝えできればと思います。


転職がもたらすもの。


求職者様にとっては、転職の瞬間というのは人生が変わるかもしれない、ターニングポイントになるかもしれないイベントです。

 

人によっては、20代のうちに数回転職をする人もいるかもしれませんが、一生に1回しか転職しない人もいれば、転職せずずっと同じ会社、同じ仕事を続ける人もいるかもしれません。(関連記事/転職した看護師様に聞いてみた!今の職場、ぶっちゃけどうですか?

 

転職するということは、それなりに事情や理由があり、転職したからといって、問題が全て解決するわけではいし、何かが良くなったとしても、何かが悪くなったり、と常にトレードオフの関係になるはずです。

 

そう、言うなればリターンを求めて転職するわけですが、リスクも抱えているわけです。

 

面接に行くっていうことは、内定が欲しいからとか、安定したいから、とかそういった一義的なものだけではなく、自分がこれからずっと働くかもしれない職場がどんなところなのか、そこで働く人はどんな人たちがいるのか。そんな場所を少しでも感じたいから、面接や見学に行くという側面もあるかと思います。

 

自分のこれからの人生のほとんどの時間を使うことになるかもしれない。(関連記事/転職は慎重に。人生には尊厳を。

 

そんな可能性を秘めた場所に、貴重な時間を使って、勇気を振り絞って、面接に行くわけですよね?


お見合いみたいなもの。


いきなりですが、面接に行って、なんのこっちゃわけがわからないぐらい高圧的な態度を取られたら、ハッキリ言ってそんなところはやめた方がいいです。

 

志望度の高い低いはあれど、世の中に星の数ほどある会社(病院とかクリニックとか保育園とかも含めて)の中から絞りに絞って応募者は面接を受けているわけです。(関連記事/WEB面接で気を付けるべき3つのポイント。

 

『受けてくれてありがとうございます!』という素直で謙虚な気持ちは、面接をしている企業側にも多少なりともあってもいいんじゃないの?と思うわけです。というか、人としての礼儀でしょう。

 

で、そんな気持ちがあれば、応募者にもっと興味が出ると思うんですよ。

 

根ほり葉ほり聞いて粗探ししてやろう!とか、個性を潰すような圧迫面接ではなく、純粋にその人のことを知りたいって、思うはずなんです。

 

先日も、ものすごくビックリすることがありました。

 

高校を卒業後に専門学校に行き、介護福祉士になられた方です。ずっと介護福祉士としてキャリアを積んでこられて、その経験の中で将来的には訪問看護をしたい!となり、30代になってから看護師資格を取得。病院で6年経験を積んでから、いざ訪問看護へ!というご経歴の求職者様です。

 

とある訪問看護ステーションに行って面接をしていただいたのですが、まあビックリ。

 

履歴書を黙って10分ほど見て、3-4つ質問して終わり。(ここ数年で一番の沈黙タイムでした)

 

訪問看護はじめてか?

給料どれぐらい希望しますか?

車運転得意ですか?

何か不安ありますか?

 

こちらから以上ですので、特に何も質問がなければこれで終わりです。結果はまた連絡します。と。

 

なぜ、介護福祉士になったのかも聞かない。

なぜ、そこから看護師になったのかも聞かない。

なぜ、訪問看護をやりたいと思ったのかも聞かない。

なぜ、数多ある訪問看護STの中からココを受けたのかも聞かない。

 

人に興味がないんだな。と、そう思いました。

 

あとは、いかに他にも面接を希望している看護師さんがいるか。いかに自社がうまく事業成長してきているか。という自慢話でした。腕を組み、足を広げ、大きな態度に違和感を覚えていましたが、何よりも隣でしっかりと感情を抑えながら面接を受けている看護師様に申し訳なかったです。(関連記事/転職や就職の際は、職場の〇〇に気を付けて。


人事は企業の顔。


今回の訪問看護ステーション様。経営者の繋がりで、ご紹介いただいた法人様で、面接をしていただいた代表の看護師さんとも事前に何度も打ち合わせを行い、共感できる部分もたくさんあり、求職者様ご本人にもご興味を持っていただき、面接では有意義な時間になるものだと、信じていたのですが。。

 

当日は信じられないぐらいに、上から目線で、高圧的な態度で、ステーションを出てから、開口一番で看護師様に謝罪をいたしました。(人違いなのか?と冗談抜きで色々と確認をしたぐらいです、、、)

 

『何も謝ることないですよ』と気丈に振る舞ってはもらってましたが、内心では気分を害されてるのは間違いなく、『それにしてもあの態度はなんだったんだろうね。。』と看護師様もポツリとされるぐらい衝撃的なものでした。

 

病院や訪問看護ステーションだけではなく、一般企業でもアホみたいに高圧的な面接をする会社もありますが、そういった会社はたいてい企業文化がオカシなことになってます。

 

人事って企業の顔でしょ?

 

面接に来た人を採用しなかったとしても、その人事担当者が対応することになるわけですから、企業の印象や評判を、形成しているという自覚が必要なんですけどね。

 

そこそこ長く人事のイスに座っていると、勘違いする人も多いとは聞きますが、まさにそのパターンになっている会社はシンプルにオススメできません。

 

実際には、勤務してみないと自分に合っている会社かどうかはわかりませんが、面接時点で不快に思うようなコミュニケーションをとってくる会社や人事担当者は、入社しても後々後悔する可能性が高いと思います。

 

ご縁がなかったのだ、と切り替える方が吉だと思います。

 

仕事するなら気持ちよく。これが大事なことではないでしょうか。

 

 

≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。

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