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健康 - UPDATE 2022/06/23

転職で疲れる人、疲れない人の特徴。

転職相談に乗っていると、転職そのものに疲れている方と、そんなに疲労感なくサクサクと動ける人と、けっこう二極化されている印象を受けます。何がどう違うのか、特徴や共通点を共有するお話です。


そもそも何に疲れる?


いきなりですが、転職って、けっこう疲れますよね。

 

毎日行うものではなく、一般的には数年に1回あるかどうか。人によっては、一生に1回あるかどうかというぐらいのライフイベントになります。

 

履歴書を作成したり、職務経歴書を作成したり、そのための写真を撮影しに行ったり。また書類選考が通過したら、面接対策をしてみたり。

 

普段しないことの連続の作業。また、慣れてないことの作業ばかりで億劫になることも非常にお気持ちはわかります。

 

でも、何に一番疲れるのか?というと、実は、意思決定なんですよ。(関連記事/なぜ、看護師はわざわざ転職サイトを使って転職するの?

 

え?どういうことってなりますよね。

 

転職するかどうか悩んでいる時ってこんなこと考えませんか?

・転職をするかどうか。

・どの求人を選択し、面接を受けるのか。

・条件面はほんとに下がったりしないだろうか。

・人間関係はうまくやれるのだろうか。

・どれぐらいの志望度と設定し、面接を受けるのか。

・もし、内定が出たら引越ししないといけないかもしれない。どうするか。

・仕事が変わることを家族に相談はいつするのか。

・今後の自分のキャリアはどうなるのか。

・全部ひっくるめて転職をしたとしたら、この決断は自分にとって正しいのか。

 

まだ転職先が決まったわけでもないのに、予測不可能な未来に対し、とてつもないカロリーを使って脳内でシミュレーションを行っているんです。

 

それは転職をすることで、良くも悪くも大きく環境が変わる可能性があるからです。

 

ご存知の通り、人間には現状維持バイアスというものが強くあり、できるだけ環境の変化を嫌うようになっています。現在の状況に慣れてしまっていれば、それに変化が起こり、状況が悪くなるかもしれないというリスクを避けるため、生物学的なシステムとして、面倒臭い!!!という信号が発信され、わざとアクションを起こさないようになっているんです。

 

なかなか面白いですよね。誰しも経験があることだと思います。

 

でも、生物学的にシステムとして搭載されちゃっているんです。

 

あーでもない、こーでもない、きっとこうだ、こうに違いない、とシミュレーションして決まりかけた意思決定に対して、また別の場所から「それはやめておこう!」と信号が出されるわけですからね。

 

実は、これが転職で疲れる人、疲れない人のポイントなんです。


ブレない人は疲れない。


転職相談を受けていろんなお話をお伺いし、一緒にキャリアのことを考えると、当然ながら自分のキャリアについて方向性をしっかりと見出している人もいれば、自分が何がしたいかをわかっていない、という方がいます。実は、この時点ですでに二極化が始まってますね。

 

この仕事は自分にとって天職だと信じ、自分が属している専門業界の中でも、特にこの分野を極めていきたいんだと、ビジョンをしっかりと持っている方には、迷いがありません。そういった方は、転職する際にもそのビジョンに近いかどうか、ベクトルがあっているかどうか、そういった部分で決断を下すので、細かい部分はあまり気にしないことが多いです。

 

いざ、面接を受けるとなると、自分のキャリアについても整理できており、次の職場でどんな貢献ができるか、どういった部分が足りないかという意識が高いことが多いので、履歴書や職務経歴書などの作成が非常に早いです。


迷うと疲れる。


そもそも、自分が何をしたいかビジョンもないため、条件で求人を探しがちです。(関連記事/転職するなら今より条件のいい会社。「いい会社」って何だろう?

 

条件で仕事を探すと、正直キリがありません。いろんなものがネットに出ていて、本当の求人もあれば、嘘の求人もあります。(誤解を恐れずにストレートにいうと、嘘の求人の方が圧倒的に多いです)(関連記事/看護師の転職サイトにおける、おとり広告、ダミー求人に一言、二言。

 

条件面でしか求人の良し悪しのジャッジができないため、あっちを見たり、こっちを見たり。これがいいと思っていてもそれが一番かどうかのジャッジについてもイマイチ自信もなく、疑心暗鬼になっています。で、転職サイトも複数登録を行い、ゴチャゴチャになってきます。(関連記事/転職サイトに複数登録するメリット・デメリットとは?

 

さあ、こんな状態で仮にでも面接を受けるとしたらどうでしょう?

 

自分の頭の中が整理されてようと、されてなかろうと。ビジョンがあろうが、なかろうが、履歴書は必要ですし、職務経歴書も書かないといけないかもしれません。

 

自分が本心でやりたいと思っていない仕事に対して、どんな志望動機を書く?

 

自分が前向きに検討していない求人に対して、どんなテンションで面接対策を行い、当日受ける?

 

履歴書や職務経歴書なんで、普通は数年に1回しか書きません。自分の頭も整理されてない、大してモチベーションも上がっていない、現状維持バイアスがかかっている状態で、その作業に取り組むことも大変億劫になるだろうし、そのモードで面接に行くことも非常に疲れるでしょう。

 

それに、面接する方は採用に対して真剣に向き合ってきますからね。そもそも、熱量が違うので、きっとそこもしんどく感じるかもしれません。「いや、そんなにこっちがガチじゃないんで、、」と言い訳したい気持ちになるかもしれませんが、そんなことは言っちゃダメなこと。(笑)

 

ブレない人は疲れない。

 

いかがでしょうか?

 

ご自身の経験を振り返ってみて、当てはまったりしますか?

 

ブレずにご自身のキャリアを考えている人も、色々と迷っている人も。ぜひキャリアについて考えている人は、お気軽にご相談くださいませ。

 

 

≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。

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