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お仕事 - UPDATE 2022/11/21

最近ようやく気付いた、キャリアアドバイザーにとって最も大事なこと。

約9年ほどこの仕事してますが、最近になって気付いたことがあります。それはキャリアアドバイザーにとって大事なことです。みなさん何だと思いますか?たくさん求人情報を知ってること?マッチング力?傾聴力?こまめさ?全部大事だと思いますが、現時点で自分が大切だと改めて感じたことを今回は語りたいなと思います。


悩みに共感できる力。


結論からお伝えすると、悩みに共感できる力だと思っています。

 

転職サイトに登録する人って、ほぼ間違いなくというか99%ぐらいの確率で何かしらお悩みを抱えています。しかも、なかなか他人に言いにくいようなシークレットな内容です。

 

・今の職場で年収が低いから。

・上司との人間関係が悪いから。

・仕事が面白いと思えない。

・同僚に比べて仕事ができなくて、居場所がない。

・失敗して、異動になった。

・売上があがらない。

・人間関係がうまく構築できない。

,,,,,etc

 

例えば、自分に自信があって仕事もバリバリできて、失敗もしたことがない。年収も人の数倍もらっていて、転職しようと思ったら行きたい会社にいつでも行ける。

 

そんな方は、転職サイトや人材紹介会社に登録することなんて、ほとんどなくて、実際には自分で会社に交渉をしたり、ヘッドハンターに引き抜かれるか、自分で独立起業をすると思います。

 

何かしら自分に負い目だったり、コンプレックスだったり、人に言いにくい事情がある。そういったことどうしても解決したくて、でも自分一人じゃなかなか難しくて、誰に相談すればいいかもわからない。だから、職場だったり仕事を変えたいと思うわけです。

 

こういった細かい心情に共感できるか。その人が持つ特別な悩みを受け止めることができるか。ここは非常に大切なことなんじゃないかと思うわけです。(関連記事/転職は慎重に。人生には尊厳を。

 

私はこの仕事を約9年やっていると冒頭に記しましたが、9年間の活動の中で、私のもとに相談に来られた全ての求職者様に対して、この姿勢を完璧に保てたかというと、残念ながら答えはNOです。

 

・売上があがらないのは、自分の責任じゃないのか?

・人間関係が構築できないのは自分の責任じゃないのか?

・仕事が面白いと思えないのは自分の問題じゃないのか?

・資格は取りたくて取ったんでしょう?誰かに命令されたんですか?

・条件が良くない、ってそんなこと最初からわかっていたでしょう?

・通勤に時間がかかる?そんなこと最初からわかってたでしょう?

 

内心では思ったこともありますし、実際に口にしたこともあります。今となっては、もっと親身になっておけばと。相談に来られた方の心情をもっと理解・共感してまずはしっかりとお話を聴かないといけなかったならと反省していますし、謝りたい方もいます。(まあ、逆に謝ってほしいぐらい無礼な方もたくさんいましたが・・・)


人材紹介会社の現状。


おそらく、悩みに悩んで、転職サイトに登録して、自分のありのままの状況や希望を伝えて、マトモに話を聞いてもらえなかったという方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、中にはとんでもない自己都合を押し付けてくる人もいますので、それをスルーしたくなるキャリアアドバイザーや人材紹介会社、派遣会社のスタッフの気持ちもわかりますが、たとえ仕事を紹介できなかったとしても、相談に来てくれた方の心が少しでも和らぐような対応があってもいいんじゃないか?とそう思うわけです。(関連記事/求人のご紹介が難しい求職者様について。

 

希望条件が厳しいからって、ないがしろにする。転職回数が多いからって、ないがしろにする。キャリアに一貫性がないからって、ないがしろにする。

 

いや、誰だって失敗だってするときあるし、行き当たりばったりになることだって、長い人生で誰にでもあるんじゃないのか?そう思うわけです。(選挙に出るとかはないので、ご安心ください)

 

これは自分自身の肌感覚というか、この仕事をなんだかんだ10年ぐらいやってきて経験で感じているのですが、人事担当者やキャリアアドバイザーは、求職者の人生がどう転ぶか、サイコロを自分で振っているという感覚になっている人が多いのです。

 

自分のことは棚にあげて、たった数分の面接や面談の場で「この人はいい人。この人は悪い人。」そうジャッジするうちに、なにやら神様みたいなモードになってきて、他人の人生に尊敬を保てなくなっている人が多い気がします。勘違いしたらあかんよ、と。そう言いたくなる同業者もたくさん見てきました。


お互いリスペクトが大事。


人生なんて、何があるかわかりません。経営をしていても、会社員として働いていても、本当に一寸先は闇です。

 

安定を求めて仕事をしていても、そんなものは大企業であっても崩れ去る可能性がある。

 

5年10年先に社会がどうなっているのかなんて、予測は難しいわけですが、そんな不透明な時代の中で、自分の人生に迷いや問題が生じて、進路変更したいと思う方の力になりたい。キャリアアドバイザーを目指した時の初心にかえり、ご相談に来られた方に寄り添う。まずは話をしっかりと聞く。自分で判断したり、決めたりしない。受け止める。理解しようと努める。

 

これは、キャリアアドバイザーにとって最も大事な能力なのではないか?と、最近ふと思うわけです。(関連記事/信頼できるエージェントの見分け方。

 

実際、条件だけのマッチングなら求人サイトで検索していればいいわけですし、今後はAIがやってくれるでしょう。

 

でも、人間だから日々移り変わる心がありますよね。もうちょっと頑張ろうと思ったのに、次に瞬間にはもうダメだ、と簡単に気持ちは変わります。折れそうだった心が、他人のたった一言で折れてしまうときだってあるし、誰かの支えで立ち上がれることだってあるかもしれない。

 

そういった心の寄り添えるキャリアアドバイザーでないと、人に転職相談する意義ってないんじゃないかと、そう思うわけです。

 

自分自身も転職するとなれば、相当悩むと思います。誰に相談すべきなのか見当つかないぐらい難しい。これだけ悩んで相談しても、簡単に話を切られたりすると悔しいだろうし、こんな自分を必要としてくれる場所はどこかあるんだろうか?と、そんな風に思うかもしれません。

 

弊社では条件だけのマッチングではなく、その人の心に寄り添い、求職者様の状況やキャリアに共感だったり、評価してくれるような経営者様、人事担当者様のマッチングが得意です。(関連記事/無名で小さい紹介会社だからこそ、安心できる?

 

求人サイトを見ていても、イマイチ自分が何をしたいのかわからない。良い求人が見つからないとお悩みの方は、お気軽にご相談ください。まずはしっかりとお話をお伺いさせていただきます。

 

 

 

≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラフォー。

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