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お金 - UPDATE 2020/12/22

コロナで賞与が減った!これって、違法?

思ってたよりも賞与の額が少なくてビックリした!という経験がある人は、多いのではないでしょうか?これって、なかなか同僚や先輩後輩にも聞きにくい話でもあり、そもそも違法?こんなことよくあるの?どうしたらいいの?と、ご質問いただくことがホント多いので、共有を。


賞与は業績に連動する。


『転職サイトや、ハローワークなどの求人情報には賞与が4ヶ月と書いてあったのに、入社してみたら全然出なかった!』なんて相談を悲鳴とともにいただくことも多いのですが、話をよく聞くとご本人が誤解されているケースがほとんどです。

 

まず、基本的に賞与は業績連動になることが多く、(雇用契約書に業績関係なく必ず〇〇円支給と記載されてれば別ですが)減ったとしても、仕方がない、、という認識をしておいた方がいいです。

 

なので、思っていたよりも賞与が少なかった、、ということは基本的には違法ではありません。(もちろん、コロナで大変な状況下、医療現場で頑張っている看護師さんの賞与が減った、、ということについては、仕方ないとか、違法ではないとかでは、納得いかないぐらいシンドイと思いますが)

 

そして、賞与が下がることがある、ということはコロナの影響で一般的にもやや普及したのではないでしょうか。(航空大手のJALやANA、旅行大手のHISなどが業績連動により賞与全額カットや大幅カットになっています)

 

前の職場ではキッチリ出てたのに!と仰られる方も多いのですが、前は前。今は今。もちろん、以前の職場でも賞与が出ない可能性、減額される可能性はあったはずです。たまたまラッキーだった、安定していたということです。(関連記事/みんな気になる賞与のお話。気をつけた方がいい3つのポイント。


基本係数を要確認。


求人票などに賞与3ヶ月!と記載があった場合に、1回の賞与で基本給の3ヶ月分もらえると思っている方が、信じられない話ですが、けっこう多いです。

 

年2回支給されると、合計6ヶ月になるわけですが、とんでもない額になりますね。(笑)

 

もちろん、賞与6ヶ月!という職場もないことはないですが、稀です。また、その場合、基本給がいくらになっているか額を確認しましょう。一部の病院では、賞与が6-7ヶ月支給されているようですが、基本給が15万円未満に設定されていたりして、合計支給額に換算すると、そこまで大きな額にならないこともあります。

 

求人情報などを確認する際も、何ヶ月分もらえるか?ということにフォーカスするのではなく、支給額に換算するとどれぐらいの支給になるか?という考え方の方がより合理的です。

 

そのために、求人票や雇用契約書はしっかりと内容をチェックしましょう!(関連記事/労働条件通知書と雇用契約書に相違がある場合は、どっちが正しい?


賞与をあまりアテにしない方が賢明かも。


今回のコロナの影響で、医療福祉の現場も非常に大変な状況になっているかと思います。

 

ただ、仕事が減って大変、、、というよりは、色んなリスクを抱えながら業務過多になり、肉体的にも精神的にも疲弊している大変さですよね。だからといって、いつもの数倍給料もらえるわけではないでしょうし。

 

ちなみに、一般企業の場合は、仕事がなくて大変、、、ということがほとんどです。(関連記事/コロナの影響で派遣切りが増加中。ピークは5月末〜6月末か。

 

その場合、賞与が出ない、、ということになったり、最悪の場合は解雇になったり、職を失うリスクを大きく抱えることになります。コロナよりも、自殺者の方が多いという報道も出てますよね。

 

特に、住宅ローンをボーナス込みで組んでいるような方は、非常に厳しい状況になったかと思います。(ローンを組む際に、ボーナス込みのリスクについては説明を受けているはずですが)

 

今後もますます、コロナの影響は続くでしょうし、世の中がどうなっているかわかりません。

 

賞与をアテにして、何かプランを立てるというや、賞与を大事にして求人を探すということが、トレンドとは逆行しそうになりそうです。

 

ちなみに、「賞与」というワードがあまりにも看護師様にとってパワフルワードになるため、看護師様に人気はありませんが、年俸制を取り入れている求人も以前より注目されています。年俸制の場合は賞与という概念はありませんが、あらかじめ想定年収を弾き出し、それを12分割して月給として支給する形です。プロ野球選手なんかは、年俸制です。(関連記事/看護師と、プロ野球選手の意外な共通点。

 

コロナの影響で、金融市場もとんでもないバブルになっており、ワケがわからない状態になっています。株式市場も、仮想通貨市場も市場最高と、実体経済とのギャップが激しくなってきております。(関連記事/医療従事者だからこそ、有利に行える投資とは?

 

労働市場や、金融市場のことも絡んできますから、就職や転職もこれまでより慎重に検討してくことがベターかと思います。

 

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≪今回のコラム寄稿者≫
YU/SHERPA代表コンサルタント


自動車、IT、美容、金融業界のマーケティングに
精通し、29歳で医療系人材業界へ。その後、独立。
戦略的な提案で法人と個人から信頼を得る、
日本でもレアなMBA/FP保有キャリアアドバイザー。
一男一女を持ち、学生から既婚者の悩みに
共感できる、パンケーキ好きのアラサー。

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